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歯槽膿漏で痛みを感じるなら重症の可能性が高い!早めの対策と再生治療

歯槽膿漏は歯周病の最終段階と言われており、歯槽膿漏がひどくなると歯が抜け落ちる危険性もあります。歯槽膿漏になると歯茎がぐちゃぐちゃになっていき、歯を支えることが難しくなります。

 

●歯槽膿漏は自覚症状がない

歯槽膿漏はサイレントキラー型、つまり全く症状がないままいつの間にか末期になっているという病気の一つです。

歯槽膿漏自体が歯周病の末期ではありますが、その中でさらに細かく初期、中期、末期と分類するとすれば歯を支える骨が溶けた状態が末期といえるでしょう。

歯槽膿漏で自覚症状が出てくるときには相当症状が進行しているときと言われています。歯槽膿漏がゆっくり進行していれば20-30年の間何の症状もなく過ごす場合もあるくらいです。

 

●腫れ・歯茎が痛い

歯槽膿漏が重症の可能性が高いということを踏まえて症状を見てみると、まずあらわれるのは歯茎の腫れや痛みです。最初は体調の悪いときなどに限定されますが、そのうちにいつでも歯茎が腫れて痛む状態が続きます。

腫れや痛みのせいでうまくものを噛めないというケースもあり、永久歯なのに歯茎から歯が取れそうになっていてその付近が痛いという場合は極めて重症と考えられます。

 

●歯周ポケット3㎜以上で注意

歯周ポケットとは歯と歯茎の間で汚れが入り込んでしまうスペースのことです。健康な方なら0.5-2mm程度の歯周ポケットですが、歯槽膿漏の末期では6-8㎜以上の歯周ポケットを持っている方もいます。

歯周ポケットは3㎜以上で歯周炎と言われており、その時点では症状がありませんが治療しておくことが必要です。

歯槽膿漏に限らず歯周病は静かに、何の症状もなく進んでいく病気ですので早いうちに医学的な見地からの異常に対応していく姿勢が必要です。

 

歯槽膿漏で腫れや歯茎の痛みを感じる場合は相当進行していると言えます。

基本的に歯槽膿漏は初期(歯周病全体からみると歯槽膿漏は末期)の時点では症状がない病気です。その歯槽膿漏で症状が出ているならすぐに病院で治療を受けなければなりません。

 

痩せた歯茎を再生したい!歯茎の再生治療とは?

口元の印象は顔全体の印象につながることもあります。歯茎や歯の色・形によって若く見えたり老けて見えたりということもあるようです。

歯茎がピンク色でしっかりと上がっており、歯が白ければ若く見えます。逆に歯茎が痩せていて赤みを帯びている、歯が黄色っぽいと老けて見えます。

痩せた歯茎については、再生治療を受けることも可能です。

 

●膜を張って歯茎を再生する

歯茎の再生治療の中でも注目度が高いと言われているのがGTR法です。

人工膜を歯茎の足りない部分に入れて歯茎を再生します。

具体的な方法としては、まず歯茎の問題部分を切り取ります。次にメンブレンという人工膜を歯槽骨から歯の根元に取り付けて、歯茎を作ります。

 

●歯肉移植で歯茎を再生する

体のあらゆる場所への移植技術はここ数十年で非常に進化してきています。歯茎の歯肉も移植が可能ですので、歯肉移植を選択する方もいます。

歯肉移植の場合はまず歯肉の一部を取って、問題のある歯茎に入れ込みます。歯茎に歯肉を入れたら縫い合わせれば完成です。

2週間くらいは歯茎の形が自然ではなく、傷跡も目立ちますが、1か月経つと傷跡はほぼなくなり、形も自然になります。

 

●歯茎の再生は基本的に保険適用外

歯茎の再生治療の多くは保険適用外ですので数万円以上のまとまった費用が必要と考えてください。

膜を張って歯茎を再生するGTR法については2008年以降は保険適用ですが、病院によっては保険適用外で施術を行っているケースもあるので確認が必要です。

 

歯茎が痩せた時に再生する方法はあります。例えば膜を張って歯茎を作る方法、歯肉移植で歯茎を作る方法などです。

多くの場合は保険適用外なので費用の負担は通常の歯科治療よりも大きいです。

 

歯槽膿漏になりやすい年齢を知って早めの対策を!

子どものころから虫歯に苦しめられているという人もいれば、大人になるまで歯医者に行ったことが一度もなかったという人まで歯医者に関しての経験は様々です。

虫歯の好発年齢は永久歯が脆弱な小学校低学年から高校卒業くらいまでと言われています。では歯槽膿漏の好発年齢は何歳くらいなのでしょうか。

 

●歯槽膿漏は30歳から注意!

平成16年に行われた国民健康・栄養調査で歯周病(歯槽膿漏)で治療を受けているという方は15-39歳までは10%を大きく割っていたのに対し、40歳くらいから急激に増え始めていることがわかりました。

特に50歳を超えると10%以上が歯周病もしくは歯槽膿漏の治療を受けているのが特徴的です。60-69歳で治療者は最多となり、70歳以降は入れ歯の方が多くなるためか治療患者は少なめです。

同時に、歯の根っこが出ている(歯茎が下がっている)という方の調査ではもう少し好発年齢が早く、30代で15%程度、50代では35%程度にみられました。

歯茎が下がっているにも関わらず治療をしていない方が最も多いのは30代であり、歯槽膿漏には30代から注意が必要といえるでしょう。

 

●家庭でのケアがすべての基本

歯槽膿漏に注意しようと思うのであれば家庭でのケアに注意をするべきです。

歯槽膿漏の治療の際には『プラークコントロール指導』というものが必ず含まれています。これは歯に溜まりやすい歯垢を自分で落とす技術を身に着けるための方法です。

ものを食べる度にしっかりとプラークコントロールできていれば歯槽膿漏が進行することもなく健康な歯を長く保てます。

自分の歯の大きさにあった歯ブラシでブラッシングを丁寧に行うことを意識してください。

その他に、デンタルフロス・マウスウォッシュなど歯の健康をサポートしてくれるものを使うという方法もあります。

 

歯槽膿漏の治療患者が特に多くなるのは40代以降ですが、歯槽膿漏の症状が出やすくなるのは30代以降です。

このことから30代になったら早めに歯槽膿漏の予防ケアを始めることが大切といえます。

 (Photo by: [http://www.ashinari.com/2012/10/30-372324.php])

著者: カラダノート編集部

本記事は、2017-04-14掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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