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気になる病気・症状

歯茎に膿がたまったとき 歯肉炎の治療法と時間・料金や改善のためのハミガキなど

歯茎に膿が溜まったときには自分で出すことはお勧めしません。自分で膿を出そうとしてもなかなか上手に出てこないですし、歯茎を不要に傷つけてしまったり、衛生面的にもお勧めはできません。

 

では、歯茎に膿が溜まって病院に行ったときにはどんな治療が受けられるのか見てみます。

 

●切開と抗生剤の2択

歯茎の膿が一部にひどく見られ、歯茎の形が変わっている場合などには切開によって膿を取り出すという治療法が用いられます。

なお、切開は麻酔をかけてメスで切開、慎重に膿を取り出していくので自宅で自分で膿を出すよりは当然安全性が高いです。

その他に抗生剤の服用という方法もあります。抗生剤や抗菌剤によって内側から腫れにアタックするという方法です。

 

●切開はすぐに終わる

どれくらいの面積が腫れているか、一か所にどれくらいの膿が溜まっているかによっても異なりますが切開は割とすぐ終わります。

時間にすれば数十分程度と考えてください。治療にして1回分を歯茎の膿を出すための切開に当てるというイメージです。

 

●料金は2000-3000円程度

抗生剤を服用する方が切開するよりも格安になるケースが多いです。ただし、それでも保険適用で2000円程度はかかると予想されます。

切開は1000円以内と定められているので切開して投薬があった場合も3000円程度に費用が収まります。

 

●切開の痛みは多少ある

切開は名前の通り歯茎を切ることですから当然少しは痛みがあります。切開している間は麻酔によって痛みがありませんが、麻酔が切れると痛みます。

切開後の痛みは通常2-3日で治まるとされているので2-3日は刺激の弱いものを食べながら様子を見てください。

 

歯茎に膿が溜まった時の治療法は切開か抗生物質、抗菌薬の投与が一般的です。

切開をする場合は長くても時間は数十分、3割負担で3000円程度の料金です。

痛みは多少なりともありますが2-3日で収まるのでまずは様子を見ましょう。

 

◆どっちがひどいの?歯肉炎と歯周炎◆

歯を磨いていたら歯ブラシに血が付いていた!

なんて経験ありませんか?

あなたが信じられないほどの力で歯を磨いていないのであればそれはおそらく歯肉炎です。

しかしよく似た病名で歯周炎というものがあります。

どちらもよく耳にする言葉ですが、違いがちゃんとあります。

 

【 歯肉炎の症状 】

・ 歯肉から血が出る

  歯みがきをするだけで出血してしまう

・ 歯肉の縁が腫れる

  歯と歯の間の歯肉がとがっていなくぷにぷにしている

・ 歯肉の縁が赤くなる

  歯肉の輪郭を縁どるラインのように赤くなる

・ 歯の表面や根元に歯垢がたまる

  白いモヤモヤしたものがたまっている

 

これらの症状が出ていて尚且つ炎症が「歯肉のみ」でとどまっている状態のものが歯肉炎です。

 

【 歯周炎の症状 】

症状は歯肉炎とほぼ同じですが、歯肉炎が進行し歯ぐきの状態ももっと悪くなって骨が溶けだしたらそこから歯周炎です。

歯ぐきが下がり、歯の根元がむき出しになってきたらあごの骨にまでも被害が広がっていきます。

その結果として歯を支えるものがなくなり、健康であったはずの歯が抜け落ちていくわけです。

 

【 改善策 】

それは”きちんとした歯みがき”これにつきます。

歯みがきが不十分で口の中の細菌が増えてしまうことで起こる歯肉炎は幼児からなりうる病気ですが、初期段階で気づき正しい歯みがきに切り替えられればほとんどが改善できます。

まずは出血や痛みを怖がらずにやわらかい歯ブラシで細かくみがく事。

けしてゴシゴシ強くみがいてはいけませんよ。

治るうちに治す!これが最良策です。

 

◆それは歯周病ぐらいひどい歯肉炎かもしれません◆

ちょっと歯ぐきが腫れてるだけだし…と油断してはいけません!

歯肉炎が進行すると食事もままならない程の痛みに襲われるんです!

しかしひどくなってしまった方もかならず改善できるので症状と対策を見ていきましょう。

 

【 歯肉炎とは 】

歯肉炎とは歯ぐきだけが炎症を起こしている状態をいいます。

もっと症状が進行するとアゴの骨まで溶けだしこれを歯周炎と言います。

どちらも歯周病ですが、歯周炎になってしまうともう治すことはできません。

症状を改善することはできますが、溶けてしまった骨は元には戻らないですよね。

しかし歯周炎になる手前の歯肉炎でも、重度になるとかなりひどい症状が出てきます。

 

【 歯肉炎がひどくなると 】

まず歯ぐきの腫れ方が軽度の歯肉炎と違います。

ぷっくりと腫れる初期に比べ、いびつな輪郭やボコボコした表面になってきます。

そして口臭もひどくなり、少しでも歯ブラシを当てると出血をします。

また痛みもひどいため、歯みがきができないことで更に症状が悪化していくという悪循環が起こります。

 

【 代表的な治療工程 】

ここまでひどいと普段自分で歯みがきはきちんと出来ていない状態にあると思います。

まずはやはり歯みがきですが、自分で歯みがきがきちんとできるように歯科医院で直接指導してもらうのがいいでしょう。

軟毛の歯ブラシを使ってもらい、磨くというよりは撫でる感覚に近い方法でブラッシングをしていきます。

この時、磨き残しが赤く赤や青に染まる「染め出し」を使うと自分で磨けているのかきちんとチェックができるのでいいですね。

ドラッグストアなどで簡単に手に入るのでお家でもやってみてください。

 

ブラッシングをする時はかならず鏡の前でやる、もしくは手鏡を持ってやった方が良いです。

これを毎日続けることで必ず症状は改善してきます。

そしてある程度改善がみられてきたら歯石を取っていきます。

 

炎症が治まり出して痛みも緩和されてきたら段階的にフロスや歯間ブラシも併用してもらい、患者さんの頑張りと協力の元治療が進んでいきます。

どんなにひどい症状でも毎日の積み重ねで必ず改善することができます。

歯みがきが痛くてできないからと言ってあきらめずにひとつずつ進めて行きましょう。

 

歯肉炎改善のための「歯磨き」!それにプラスして効果が大きくなる「歯茎マッサージ」がおすすめ!

歯肉炎にならないようにするには、何をすればよいのでしょうか?通常の歯磨きで十分でしょうか?

そもそも歯肉炎とは端的に言えば歯茎が炎症を起こしている状態のことを言います。そのため刺激を与えると出血したり、赤く腫れているのが見て分かったりします。

ですが逆に言えばまだ、炎症でとどまっている段階で、改善できる段階と言ってもよいでしょう。

 

丁寧な歯磨きにプラスして歯肉炎を改善する

歯肉炎の最大の原因は粘着性の細菌層である歯垢です。それを取り除くには何をおいてもまずはブラッシングが必要になります。

歯垢の段階では、まだ丁寧にブラッシングを行えば歯垢をほとんどとることができ、除去することができれば、歯茎が引き締まって、歯茎の炎症がかなり改善されます。

そしてこれにプラスしてもっと効果が期待できるのが、「歯茎マッサージ」です。

 

歯茎マッサージって?

歯茎マッサージと言っても特別なことではありません。

市販のなるべく毛先の柔らかい歯ブラシで、歯の根元付近の歯肉を、軽く刺激してあげるだけです。

歯磨きで歯垢をきれいに取り除いたあとに、この歯茎マッサージをすると歯肉炎の改善に効果が大きいと言われています。

 

具体的にどうやるの?

歯茎マッサージは、以下の方法で行います。

・1ヶ所につき10~20秒

・歯肉を傷つけないように細かく歯ブラシを振動させる

 

市販の柔らかめの歯ブラシでも構いませんが、シリコンゴムの音波歯ブラシでもよいのだそうです。

特に余裕があればマッサージの範囲を歯の周辺だけから、歯の根元の方にまで拡大してみてください。これによってより効果が大きくなり、歯肉炎の改善効果が高まります。

 

あくまでも歯茎のマッサージは軽く行って下さい。マッサージですので汚れを落とす目的とは違います。それによって歯茎が刺激を受ければいいのですから、強くやって歯茎を傷つけてしまっては元も子もありませんので注意しましょう。

(Photo by: http://www.photo-ac.com/)

著者: カラダノート編集部

本記事は、2017-04-14掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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