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生活習慣病

糖尿病が多い県・少ない県とその原因

 

2013年現在の日本における成人糖尿病患者は720万人を超えています。また、厚生労働省の2011年の調査によると、糖尿病が強く疑われる糖尿病予備軍をあわせると、27.1%の人が糖尿病または糖尿病予備軍であると考えられています。

 

これは、国民の4人に1人に相当し、その数は年々増加傾向にあります。

  

◆糖尿病が多い都道府県は? 

2010年の都道府県別調査でみると、糖尿病による死亡率が高い県は、男性では青森県(9.0人)、茨城県(9.0人)、山梨県(8.7人)で、女性では徳島県(5.2人)、香川県(4.6人)、静岡県(4.4人)です。

 

男性ワースト1位の青森県や山梨県については、塩分を多く含む食事が多い傾向があることが原因のひとつと考えられます。

 

女性のワースト2位の香川県では、うどん県と呼ばれるほどうどんの消費量が多く、それが糖質の過剰摂取につながっているのでは、と考えられています。

  

◆糖尿病が少ない都道府県は?

2010年の都道府県別調査によると、男性における糖尿病死亡率が最も低い県は滋賀県(3.5人)、奈良県(4.1人)、広島県(4.7人)で、女性においては、熊本県(2.2人)、佐賀県(2.2人)、大分県(2.3人)でした。

 

興味深いことに、女性では九州地方の県が上位をしめていますが、九州地方ではむしろ、糖尿病になりやすい甘い味つけが好まれることが知られています。

 

原因は明らかになっていませんが、運動の頻度やその他の要因が大きく影響を与えているのではと考えられます。

 

◆伝統食と現代病

食生活は糖尿病に直結しやすい要素です。

 

国や地方には、それぞれの伝統的な食文化というものが存在し、時としてそれらが糖尿病になりやすい身体を作ってしまうこともあります。ですが、伝統食というものは昔の人の経験と知恵で培われた、その土地の人にあった食文化と考えられます。

 

むしろ、食生活が近代化し、外国の食文化がどんどん流れ込み、それが大きな比重をしめるようになってしまったことが、現代病の増加や心身のバランスを崩す原因のひとつになっているのではないでしょうか。

 

"You are what you eat."ということわざが英語にはあります。食べるものはその人自身と直訳されますが、何を食べるかで、その人自身が病気になるか健康でいられるかが決まるというような意味です。

 

食事が健康に及ぼす影響はとても大きいということを常に念頭においておきましょう。

(Photo by: [//www.irasutoya.com/])

著者: カラダノート編集部

本記事は、2016-08-04掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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