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生活習慣病

高血圧に有効なサプリメント!その作用のメカニズムや効果まとめ

 

降圧剤などの薬に頼る前に、血圧を下げるためにできることは何でしょうか。それは、生活習慣の改善です。高血圧の怖いところは、長期の高血圧により血管に障害が起きて、さまざまな合併症を引き起こすことです。ですが、血圧を上げない生活習慣を続けることで、徐々に正常な血圧を保つことができるようになります。血圧を下げるためには、まず食生活を正すこと、減塩すること、煙草やアルコールを控えること、適度な運動をすることが効果的と言われています。

 

◆高血圧とビタミンC

生活習慣の改善とともに、サプリメントを摂取することで相乗的に高血圧を改善することが期待できます。ビタミンCは、さまざまな研究から高血圧を改善する効果があることがわかっています。ある研究によると、1日500㎎のビタミンCが高血圧を抑制する効果があるということです。ビタミンCが血圧を低下させるメカニズムはまだ解明されていませんが、体内で「抗酸化物質」として働くことが血圧の低下と関係していると考えられています。

 

◆ストレスと高血圧とビタミンC

ストレスが血圧を上昇させ、高血圧を悪化させることはよく知られています。ストレスを感じると、アドレナリンが放出され、心拍数が上がったり、血管が収縮して血圧を上昇させます。ビタミンCは、このストレスに耐えうるからだを作るために、とても大切な栄養素なのです。ストレスの多い生活を長く続けると、副腎という臓器が疲労し、機能が低下してしまいます。副腎は体内で一番ビタミンCが多い臓器です。ビタミンCを多く摂取することで副腎機能の低下を防ぎ、ストレスによる影響を受けにくくなるのです。ストレスによる高血圧がある人は、積極的にビタミンCを摂取しましょう。

 

症状の程度にもよりますが、生活習慣の改善とサプリメントの摂取で効果的に血圧をコントロールすることができます。お薬に頼りたくない人は積極的に生活習慣を改善し、必要であれば質のよいサプリメントを選んで摂取しましょう。

 

フィッシュオイルのサプリメントの高血圧への作用メカニズムとは

フィッシュオイルは、魚そのものを食べたり、サプリメントによって摂取することができます。フィッシュオイルには「オメガ3脂肪酸」という抗炎症作用はじめ、さまざまな効能がある不飽和脂肪酸が含まれています。オメガ3にはαリノレン酸、DHA(ドコサヘキサエン酸)、EPA(エイコサペンタエン酸)があり、αリノレン酸は植物性の食品に含まれ、EPAとDHAは、いわしやさんまなどの青魚類に多く含まれています。植物由来のαリノレン酸は体内でDHAとEPAに合成されますが、フィッシュオイルはDHAとEPAをそのまま含むため、体内で合成する必要がありません。

 

◆高血圧にフィッシュオイル

フィッシュオイルが血圧を下げる作用があることは、多くの研究により指摘されています。フィッシュオイルに含まれるDHAとEPAは動脈硬化を予防し、中性脂肪の値を下げて心疾患のリスクを下げるといわれており、その結果、血圧が低下するといわれています。それ以外の効能として、DHAは主にアルツハイマーやADHDなど脳神経系の疾患に効果を発揮し、EPAはアトピー性皮膚炎やアレルギー、関節炎などの抗炎症作用が代表的な効能です。

 

◆フィッシュオイルの副作用

フィッシュオイルに含まれるオメガ3脂肪酸は、血圧を降下させる作用だけでなく、成長期の子供の脳の発達や機能を正常に保つためにとても大切です。フィッシュオイルの副作用はあまり報告されていませんが、まれに胃腸障害を起こすことがあるようです。また、血液をサラサラにする作用があるため、血液凝固剤を服用している方や、外科手術や歯科手術を予定している方は服用しない方がよいでしょう。何らかの疾患を持っている方や妊娠中の方は、医師に相談してから使用するようにしましょう。

 

フィッシュオイルは子どもからお年寄りまで使えるサプリメントですが、基礎疾患がある人や、薬を服用している人などは必ず医師と相談してから服用しましょう。

 

注意!サプリメントで尿酸値が上がる!?~遺伝子情報をもつ物質「核酸」について

健康を考えてサプリメントを愛用している人もいるでしょう。尿酸値が高い人がサプリメントを利用する際、気を付けたい成分があります。それは、「核酸」です。核酸と尿酸の関係を説明します。

 

核酸とは?

細胞の核の中にあり、遺伝子情報をもつ物質が核酸です。DNAやRNAと呼ばれるものがこれに当てはまります。新しい細胞を作り出すために欠かせません。

 

核酸で尿酸値が上がる仕組み

核酸を構成している成分には、尿酸を生成するプリン体が含まれます。そのため核酸を摂取すると、代謝の過程でプリン体が生じ、尿酸値が高くなります。

 

サプリメントの表示をチェック!

「核酸」「DNA」「RNA」などと表示されているサプリメントは、要注意です。「グアニン」「アデニン」を主成分とするサプリメントもあります。この2つはどちらもプリン体です。

 

どんなサプリメントに核酸が使われているか

核酸の摂取で期待できる効果は、以下のとおりです。

・新陳代謝を活発にする。

・疲労回復。

・記憶力アップ。頭を良くする(DNA、RNA)。

・認知症予防。

・免疫力強化。

・関節痛の緩和。

・貧血防止。

・高血圧の改善。

・がん予防。

・肝機能向上。

・眼精疲労の緩和。

・精力増進

これらの効果をうたっているサプリメントは、成分表示を確認しましょう。

 

サプリメントの原材料も要チェック!

核酸のサプリメントは、鮭など魚の白子、イワシやカツオといった青魚、ビール酵母が原料に使われていることが多いでしょう。これらはプリン体が多い食品です。尿酸値が高い人は、サプリメント販売会社の相談窓口などに問い合わせると安心です。

 

 

核酸の摂取自体が問題なのではなく、過剰摂取に注意が必要です。ビタミンCと一緒に摂取すると、尿酸値の生成を抑えられるともいわれます。ほかの薬やサプリメントとの飲み合わせもあるので、医師や薬剤師に相談しましょう。

 

高血圧に有効なサプリメント「ノニ」!その効果と作用メカニズム

ノニをご存知ですか?健康志向ブームの影響で、ノニジュースやノニのサプリメントなどを摂取されたことがある方もいるかもしれません。

 

ノニとは?

ノニは東南アジア~オセアニア地方が原産の常緑小高木で、和名をヤエヤマアオキ、学名をモリンダ・シトリフォリアといいます。インドネシアなど、ノニの産地では、その実や葉は食用、医薬品として利用されています。また、世界の多くの国々で健康食品としても認知されています。その効能は実に多岐にわたり、鎮痛作用、免疫力増強、抗鬱、スキンケアやヘアケア、抗癌作用、血圧低下、コレステロール低下、過敏性腸症候群、記憶力アップなどが知られています。

 

◆高血圧とノニ

ノニは高血圧にも効果があると言われています。ノニはサプリメントやジュースの形で日本でもよく販売されており、健康食品として人気があります。ノニは150種類を超える多くの栄養素を含んでいると言われ、その中でもセレニウム、ビタミンCは血管壁の抗酸化物質によるダメージを防ぐといわれています。また、有効成分のスコポレチンが多く含まれ、これも血液の酸化を抑制しアルカリ化してくれたり、血管壁を丈夫にしてくれるだけでなく、血管拡張作用が期待できるそうです。このように、ノニには血管および血圧に作用する成分が数多く含まれています。

 

◆ノニの副作用

健康食品としてとても優れているノニですが、気になる副作用はあるのでしょうか。ノニの摂取で報告されている副作用には、便秘、下痢、倦怠感、皮膚疾患などがあり、それは身体がノニに慣れていなかった、代謝が促進されたことで、余計な老廃物の排出が起こったなどと考えられているようです。また、肝臓病や腎臓病の方のノニに関連した障害がいくつか報告されています。服用している薬との相互作用も懸念されるので、何か疾患を持っている方や、妊娠中の方、薬を服用している方がノニを試す時は、必ず医師に相談しましょう。また、ノニを摂取して体に異変を感じたらすぐに摂取をやめ、医療機関に相談してください。

 

このように体にとって多くの優れた栄養素が含まれるノニですが、たくさんのノニ健康食品が出回るなかで、お金儲けのための粗悪品があるのも確かだと思います。 質の良いものを選ぶことが大切ですし、副作用も報告されていることから、何か基礎疾患を持っている人は、必ず医師の許可を受けてから試してください。

 

高血圧にマグネシウムのサプリメントが作用するメカニズム

マグネシウムは体の中で4番目に多いミネラルです。骨や歯、赤血球などに存在し、神経や筋肉、心血管などが正常に機能するために大切な役割をしています。

 

◆マグネシウムの効果とは?

マグネシウムを食事から多く摂取することで、メタボリック・シンドロームを予防したり、血圧を正常にしたりすることができるともいわれています。

 

また、マグネシウムとカルシウムは密接な関係があり、マグネシウムのはたらきを高めるには、カルシウムも一緒に摂取した方がよいといわれています。カルシウムとマグネシウムの理想のバランスは2:1または1:1です。

 

マグネシウムをサプリメントで摂取する場合は、できるだけキレート加工されたものがよく、一般的に日本で販売されている酸化マグネシウムは胃腸障害を起こしやすいといわれています。

 

◆マグネシウムのサプリメントで高血圧改善

マグネシウムが体内に不足すると高血圧に繋がるといわれています。それは、マグネシウムは血圧のバランスをとる大切な役割をしているからです。

 

マグネシウムはプロスタグランジンE1という強力な血管拡張作用のある物質の生産に使用されます。高血圧は血管が動脈硬化によって肥厚し、血液の通路が狭まることで起こりますが、プロスタグランジンE1は血管をリラックスさせて拡張することで、血圧を降下させてくれる作用があるのです。

 

また、マグネシウムは細胞中のナトリウム、カリウム、カルシウムのバランスを保つ役割もしています。ナトリウムとカリウムは血圧を正常に保つために常にきちんとしたバランスを保たなければいけません。

 

カルシウムについては、カルシウムが体内に十分ある人は血圧が正常に保たれやすいといわれています。

 

◆マグネシウムが欠乏するとどうなる?

マグネシウムはストレスによって一番失われやすいミネラルだと言われています。ストレスの多い現代社会では特に不足しやすい栄養素と言えそうです。

 

マグネシウムが不足することで生ずると言われている症状はたくさんあります。例をあげると、イライラ、筋肉痛、動悸、不整脈、震え、こむらがえり、動脈硬化、腎機能の低下、アドレナル・ファティーグ、心疾患、糖尿病などがあげられます。

 

マグネシウムが明らかに欠乏状態の人は、サプリメントで摂取することがおすすめですが、食物からの摂取がいちばん理想的です。マグネシウムが多く含まれる食品は、全粒穀物、ほうれん草などの緑色の葉物野菜、アーモンド、カシューナッツなどのナッツ類、種子類、アボカド、大豆などの豆類などです。

 

マグネシウムは体にとってとても大切な役割をしているだけでなく、ストレスなどで失われやすいミネラルでもあります。現代人は特にマグネシウムが欠乏しがちなので、カルシウムと共にマグネシウムの摂取も注意しておこないましょう。

 

高血圧はサプリメントで対処できる?~葉酸の血圧降下メカニズム

高血圧に良いサプリメントとはどのようなものなのでしょうか。高血圧改善に効果があるとされている、葉酸について見ていきたいと思います。

 

◆葉酸とは?

葉酸はほうれん草の葉から初めて発見され、ビタミンMとかビタミンB9と呼ばれることもあります。約20種類の酵素の補酵素としての働きが有名で、ビタミンB12と協力して赤血球の合成、DNAなどの核酸の合成に係わっており、胎児の脳神経や発育や形成に欠かせないため、妊娠中の女性には特に大切であると言われています。妊娠前または妊娠初期の女性が葉酸を摂取することで、子どもに先天的異常が起きる確率が低下するといわれています。欠乏すると貧血、出血性疾患、口内炎、腸炎がおこりやすいといわれており、アルコールを過剰摂取することでも葉酸は失われやすいといわれています。

 

◆葉酸サプリメントで高血圧改善

葉酸はじめビタミンB6、B12は血中のホモシステイン濃度を低下させることによって、高血圧の原因ともなる動脈硬化を予防するといわれています。ホモシステインは血液中で自己酸化する過程で活性酸素を発生し、血管を傷つけると言われています。葉酸はホモシステインの代謝経路で使用され、葉酸のサプリメントを摂取することで、ホモシステイン濃度を低下させることができることがわかっています。サプリメントで摂取するのもよいですが、高血圧が気になる方は積極的に食べ物から葉酸を摂取しましょう。葉酸が多く含まれる食べ物は、ほうれん草、芽キャベツ、モロヘイヤ、ケール、ブロッコリーなどの青野菜やレバー類です。

 

◆Foic acid(葉酸)とFolate(葉酸塩)

葉酸はよく「葉酸(folic acid)」と「葉酸塩(folate)」が混同されて使用されることが多いようです。簡単に言えば、folic acidは合成されたもの、folateはほうれん草などに存在する天然の葉酸です。天然の葉酸であるfolateは空気に触れると非常に不安定な栄養素であり、完全に酸化させて安定性をもたせた葉酸がfolic acidです。ですので、従来のサプリメントに使用されている葉酸はほとんどがfolic acidです。しかし、folic acidは天然の葉酸ではなく、体内で一度folateに変換してから使用されなければいけません。しかも、葉酸(特にfolic acid)の過剰摂取は乳がんや大腸がんのリスクを上昇させるという研究が発表されてからは、徐々にサプリメントで使用される葉酸がfolate型へと変化しているようです。また、注意しなければいけないのが、年齢と共に体内でfolic acidからfolateへの代謝変換能力が低下することです。そのためfolic acidが体内で使用されず、血中濃度が高くなる可能性があります。葉酸はなるべくfolateの形のものを摂取することが望ましいと言えそうです。

 

厚生労働省の「日本人の食事摂取基準(2010)」では葉酸の推奨摂取量は成人で1日240μg、妊婦では480μg、授乳婦で340μgです。サプリメントで摂取する際は十分に過剰摂取に注意するとともに、なるべく天然型(folate)での摂取を心がけましょう。

(Photo by: [http://www.ashinari.com/2009/01/31-013185.php])

著者: カラダノート編集部

本記事は、2017-04-19掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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