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生活習慣病

高血圧はサプリメントで対処できる?~葉酸の血圧降下メカニズム

 

高血圧に良いサプリメントとはどのようなものなのでしょうか。高血圧改善に効果があるとされている、葉酸について見ていきたいと思います。

 

 

◆葉酸とは?

 

葉酸はほうれん草の葉から初めて発見され、ビタミンMとかビタミンB9と呼ばれることもあります。約20種類の酵素の補酵素としての働きが有名で、ビタミンB12と協力して赤血球の合成、DNAなどの核酸の合成に係わっており、胎児の脳神経や発育や形成に欠かせないため、妊娠中の女性には特に大切であると言われています。妊娠前または妊娠初期の女性が葉酸を摂取することで、子どもに先天的異常が起きる確率が低下するといわれています。欠乏すると貧血、出血性疾患、口内炎、腸炎がおこりやすいといわれており、アルコールを過剰摂取することでも葉酸は失われやすいといわれています。

 

◆葉酸サプリメントで高血圧改善

 

葉酸はじめビタミンB6、B12は血中のホモシステイン濃度を低下させることによって、高血圧の原因ともなる動脈硬化を予防するといわれています。ホモシステインは血液中で自己酸化する過程で活性酸素を発生し、血管を傷つけると言われています。葉酸はホモシステインの代謝経路で使用され、葉酸のサプリメントを摂取することで、ホモシステイン濃度を低下させることができることがわかっています。サプリメントで摂取するのもよいですが、高血圧が気になる方は積極的に食べ物から葉酸を摂取しましょう。葉酸が多く含まれる食べ物は、ほうれん草、芽キャベツ、モロヘイヤ、ケール、ブロッコリーなどの青野菜やレバー類です。

 

◆Foic acid(葉酸)とFolate(葉酸塩)

 

葉酸はよく「葉酸(folic acid)」「葉酸塩(folate)」が混同されて使用されることが多いようです。簡単に言えば、folic acidは合成されたもの、folateはほうれん草などに存在する天然の葉酸です。天然の葉酸であるfolateは空気に触れると非常に不安定な栄養素であり、完全に酸化させて安定性をもたせた葉酸がfolic acidです。ですので、従来のサプリメントに使用されている葉酸はほとんどがfolic acidです。しかし、folic acidは天然の葉酸ではなく、体内で一度folateに変換してから使用されなければいけません。しかも、葉酸(特にfolic acid)の過剰摂取は乳がんや大腸がんのリスクを上昇させるという研究が発表されてからは、徐々にサプリメントで使用される葉酸がfolate型へと変化しているようです。また、注意しなければいけないのが、年齢と共に体内でfolic acidからfolateへの代謝変換能力が低下することです。そのためfolic acidが体内で使用されず、血中濃度が高くなる可能性があります。葉酸はなるべくfolateの形のものを摂取することが望ましいと言えそうです。

 

厚生労働省の「日本人の食事摂取基準(2010)」では葉酸の推奨摂取量は成人で1日240μg、妊婦では480μg、授乳婦で340μgです。サプリメントで摂取する際は十分に過剰摂取に注意するとともに、なるべく天然型(folate)での摂取を心がけましょう。

 

(Photo by: [//www.irasutoya.com/2013/07/blog-post_512.html])

著者: カラダノート編集部

本記事は、2016-08-02掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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