カラダノートみんなの役立つ予防法や対処法
  1. カラダノートTOP >
  2. 生活習慣病 >
  3. 糖尿病 >
  4. 薬物療法 >
  5. インスリン >
  6. 血糖値を下げるかわりに起きるインスリンの副作用とは

生活習慣病

血糖値を下げるかわりに起きるインスリンの副作用とは

 

インスリンは、血液中のブドウ糖を吸収しエネルギーに変えるため、膵臓内から分泌されます。このインスリン分泌量が減少すると血液中の糖分が処理されず、高血糖の状態から糖尿病を発症します。

 

治療には糖分の摂取を控える食事療法が一般的ですが、膵臓内のインスリン分泌がほとんど機能しないなど重症の状態では、インスリン注射による治療も行われます。
インスリン注射は血糖値を下げる働きがありますが、強い効き目による副作用のリスクもあります。

 

 

①インスリンアレルギー


インスリン製剤によって、注射した部分が赤く腫れるかゆみが出るなどの症状です。
痛みを感じたり皮膚が固くなることもあります。症状が続くようであれば、インスリン製剤を変えるなどの判断が必要です。

 

②血管神経性浮腫


インスリン治療の初期に、全身もしくは身体の一部にむくみが出ることがあります。
まぶたに多く、しばらくすると治まりますが、再発することもあります。口の中にむくみが出た場合、呼吸困難になることもあるので注意しましょう。

 

③インスリン抗体


<インスリン抗体とは>
インスリンはもともと体内にある物質なので、インスリン注射をしても抗体ができることはあり得ないはずですが、稀に外からの異物とみなしてインスリンに対する抗体ができてしまうことがあります。

 

<症状>
抗体ができると、血糖値のバラつきが現われます。
・注射をしても高血糖を抑えられない
(抗体がインスリンを引きとめる→インスリンの働きを止めてしまうため

(引きとめたインスリンを抗体が離す→急激にインスリン過多になるため

 

<他の症状>
・低血糖により昏睡状態に陥る(夜中~明け方に多い)
・血液の循環不全による、全身のじんましん、呼吸不全などのアナフィラキシーショック

 

 

④その他の副作用


・動脈硬化
・高血圧など

 

 

~インスリンに頼らない治療を~
インスリンは血糖値を下げるかわりに、さまざまな副作用をもたらします。そのため、インスリン注射に頼って食事療法や運動を怠っていては危険です。まずは正しい食事療法に取り組み、インスリンは補助的な役割と考えて治療を継続して下さい。

 

(photo by//www.ashinari.com/2012/12/07-373878.php)

著者: kaoruさん

本記事は、2016-08-03掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


通報する

インスリンに関する記事

自分でする「インスリン注射」ってどんな注射?やっぱり痛いの?

  糖尿病の方が手術を受ける場合や、著しく高血糖の状態になっているときにはイン...

インスリンと認知症

 インスリンという、糖尿病治療に欠かせない血糖値低下ホルモンが認知症を起こす原因...


自分の責任が大きいインスリンの自己注射、だからこそ毎回注意点を振り返ろう!

  糖尿病は生活習慣病ですから、基本的には生活習慣を改善することで血糖値をコン...

インスリン注射は早く始めるべき?先延ばしにするべき?インスリン注射への正しい認識

糖尿病の治療薬には経口薬や注射のタイプがあります。 生活習慣病によって起こ...

カラダノートひろば

インスリンの関連カテゴリ

ブックマークは20件まで登録可能です
トップへ戻る