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介護・認知症

サルコぺニア診断における筋肉量の測定法

 

主に加齢によって引き起こされる筋量の低下を指す、サルコぺニアは、診断方法や診断基準がまだ確立されておらず、調べてもらう医療機関によって結果が変わるということもあります。

 

 

筋量の低下の有無

サルコぺニアの診断基準が定まっていないと言っても、サルコぺニアと診断されるのに必要になるのが、筋量の低下が認められることです。筋量の低下は筋力の低下とは異なり、筋肉の実質的な量が低下していることが必要になります。ではその筋量の低下はどのようにして測定するのでしょうか。

 

DXA法

これは骨密度の計測においても用いられる方法で、二種類の強さのX線を生体に照射し、それぞれのX線の減衰率から体の組織の組成量を、骨塩量、脂肪量、除脂肪量の三種類に分けて測定すると言う方法です。これによって患者の筋量を測定します。

 

BIA法

これは生体電気インピーダンス法と言い、市販の体脂肪計と同じ原理で体の構成を測定する方法です。生体に微弱な交流電気を流し、組織の電気抵抗を計測します。脂肪、筋肉、骨などはそれぞれ電気抵抗が異なりますので、これを計測して体の組成を測定するのです。しかしこの方法は体液量や骨量、合併する疾患の影響を受けやすい方法で、心不全や感染症、脱水などの全身疾患のある場合には正確性が劣ります。

 

CTやMRIでの断面画像での計測

大腿部などの特定の部位のCTやMRIによって筋量を計測し、筋量を求める方法です。大腿部の筋量から全身の筋量を求める方法で、その計算方法は複雑で、検査にかかる費用も高額になりますが、比較的正確性が保障される方法です。

 

四肢周囲径

これは最も簡単な方法で、計測できるメジャーがあれば測定できる簡単な方法です。上下肢の特定の部位の周囲径を計測するだけの方法なのですが、推定の筋量が出るだけであって正確性は劣ります。

 

 

どの様な方法が用いられるかは医師や医療機関によって異なります。

 

 

 

 

(Photo by: [//www.ashinari.com/2010/05/07-036441.php?category=52])

著者: Roddyさん

本記事は、2016-08-01掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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