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介護・認知症

サルコぺニアの簡易診断基準を知ろう

 

サルコぺニアとは筋量の低下によって日常生活に障害が出たり、疾患を引き起こすなどのリスクがある状態を示す言葉であり、筋量の低下の危険性を強調するための概念です。

 

 

サルコぺニアは新しい概念

サルコぺニアはまだ日本では完全に浸透しているものではないかもしれません。サルコぺニアの概念は米国の学会で初めて提唱されたもので、海外では関心が高まっているものです。日本でも高齢化社会が問題である言われている以上、サルコぺニアと言う概念が今以上に重要になっていくでしょう。

 

新しいものだから

新しい概念であるため、日本のみならず世界的にもサルコぺニアの診断基準はこれであるというものは確立されていません。そのため各医療機関によって使用している診断基準が異なるということがしばしばあります。以下では日本老年医学会が発表したサルコぺニアの簡易診断基準です。

 

簡易診断基準

以下をフローチャートの格好で診断していきます。

1.年齢…65歳以上であることが最初の条件です。

2.歩行速度…歩行速度によって身体機能あるいは筋力が正常の範囲内であるかどうかをはかります。

・普通に歩いたときの速度が1秒当たり1m未満である

・握力が男性ならば25kg未満、女性ならば20kg未満

2の条件のうちどちらか、あるいはどちらも当てはまるようであればまず脆弱高齢者であると判断され、次の項目に進みます。どちらにも当てはまらなければ正常と判断されます。

3.体型…体重や身長から身体的な特徴を判断します。

・BMIが18.5未満

・ふくらはぎの最も太い部分が30㎝未満

これのどちらか、あるいはどちらも当てはまるとサルコぺニアと診断されます。

 

 

これはあくまでもこの診断基準の場合ということであって、他の診断基準を使用すると結果が変わる可能性もあるということを十分に知っておいた方がよいでしょう。

 

 

 

(Photo by: [//www.ashinari.com/2011/08/29-349557.php?category=393])

著者: Roddyさん

本記事は、2016-08-03掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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