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介護・認知症

新しくなった運転免許更新の新検査

 

自動車を運転するということは、それなりの判断力を持っていなければなりません。そのため、認知症のように判断力が落ちてしまう疾患がある場合の運転、そしてそれに伴う事故の危険は以前から言われていました。

 

 

認知症の人の交通事故

認知症の人による自動車事故というのは各地で起きています。交通事故の中でも高速道路の逆走という例をとって考えてみると、ある2年間で起こった高速道路の逆走の件数は約7割以上が65歳以上の高齢者であり、その中の4割ほどが認知症あるいは認知症が疑われるものであったそうです。

 

高齢者の免許更新

75歳以上の高齢者の運転免許の更新では、高齢者講習の前に講習予備検査を受けなければならないとされています。講習予備検査とは認知機能に関する検査のことで、記憶力や判断力と言ったものを検査します。この講習予備検査は時間の見当識、手ががり再生、時計描画という三つの検査項目について検査をしていきます。

 

新しくなった講習予備検査

従来の講習予備検査は、認知機能の判定を正しくできないのではないかとされていました。そのため、2013年に検査方法が改定され、より正確に高齢者の認知機能を検査できるようにしました。この検査は医師の行うような認知症の医療検査とは異なりますので、これによって認知症であると判断されるわけではありません。ただ、これによって認知症予備軍であるとか認知症の疑いがあるとかそういったことを判断します。改定後、認知症予備軍や認知症が疑われるとされる数はこれまでの2倍ほどになると想定されていました。現時点で正確な数字は出ていませんが、新しい検査導入後、認知症予備軍および認知症と疑われる人の数は、これまでの5倍ほどになるとされています。

 

 

記憶力や判断力が低いと判断されたからと言って、すぐに免許の更新ができないわけではありません。しかし、必要であれば専門の医療機関で調べてもらうのがよいでしょう。

 

 

 

(Photo by: [//www.ashinari.com/2009/07/18-024459.php])

著者: カラダノート編集部

本記事は、2016-07-29掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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