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介護・認知症

認知症の判断基準「DSM-4」

 

認知症とはその言葉の通り、人の認知に関わる部分に障害が生じる疾患のことを指します。高齢になれば誰でも認知能力は衰えていくものですが、特別認知症となるとどのような障害が生じるのでしょうか。認知症と判断される境界線を知っておきましょう。

 

 

認知症の判断基準はひとつではなく、さまざまな判断基準があります。ここでは世界で最も広く用いられてるDSM-4に基づいて認知症と判断される境界線を見ていきましょう。

アルツハイマー型認知症の判断基準(DSM-4)

DSM-4は精神疾患研究の先進国であるアメリカの精神医学会が作成したものです。判断項目は以下のようになります。

・多様な認知欠損の発現で、記憶障害と共に、失語、先行、失認、実行機能障害のいずれかが見られる。

ここで言う記憶障害とは新しい情報を学習したり、以前に得た情報を想起する能力の障害を指します。また、失語とは言語障害のこと、先行とは運動能力に障害がないのに運動行為に障害が生じること、失認は感覚機能が障害されていないのに対象を認識したり同定できないこと、実行機能とは計画を立てたり、組織化したり、順序立てたり、抽象化する作業のことです。

 

・上記のような各々の認知欠損が、社会的あるいは職業的機能に著しい障害を引き起こし、病前の機能水準から著しく低下している。

 

・経過の特徴が、緩やかな発症と持続的な認知の低下が認められる。

 

・上記のような認知欠損の原因が、週数神経疾患、全身性疾患、外陰性物質による認知症のいずれによるものでもない。

 

・上記のような認知欠損の症状がせん妄(意識障害)の間だけに出現するものではない。

 

・上記のような認知欠損の症状は他の精神疾患によって適切に説明することができない。

 

 

これらはDSM-4を要約したものですので、これだけの判断基準を持って認知症と医学的に診断されるということではありません

 

 

 

(Photo by: [//www.ashinari.com/2010/05/07-036442.php?category=52])

著者: カラダノート編集部

本記事は、2016-08-01掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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