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よく聞く呑酸(どんさん)…いったいどんな症状なの?呑酸治療に使われる薬と生活上の注意点!

市販の胃薬を買う時に、パッケージに『胸焼け、呑酸に』と書いてあるものもありますよね。呑酸は『どんさん』と読み、食べ過ぎや飲み過ぎの時に起きる症状の一つであるため胃薬のパッケージなどに採用されることが多いです。

 

呑酸とははたしてどんなものなのか、どんな症状が出たら呑酸だなと思えばよいのかを見てみましょう。

 

呑酸とは口に広がる酸っぱい液

胸焼けの症状は名前の通り胸のあたりから広くは喉の付近まで出てきます。

呑酸の場合は口の中に広がる酸っぱさが症状の代表です。息をしても当然臭いがしますし、何も食べていないのに苦く酸っぱい味がするのは不快と思う方も多いようです。

実際に呑酸の気持ち悪さだけで吐いてしまう場合は少ないと言われていますが、二日酔いなどと相まって吐き気がして、最終的に食べたものを戻すことはよくあります。

 

呑酸と胸焼け、逆流性食道炎

呑酸の原因と言われているもののひとつに逆流性食道炎があります。

逆流性食道炎だと胃酸が食道に戻るので胸焼けも起きます。呑酸、胸焼け、逆流性食道炎の3つはそれぞれつながっており、原因となっているのは逆流性食道炎です。

軽度の逆流性食道炎の場合は呑酸も胸焼けもそれほど頻繁に襲ってくるわけではないので見逃しがちですがしっかりとした治療が必要です。 

 

胃をケアして予防

呑酸にしても胸焼けにしても胃のケアである程度は予防できます。もちろん、呑酸の原因となる食道炎や胃潰瘍などについてもいえることです。

人間の体は休みなく働いているということを認識して、早いうちから胃をケアする習慣を身に着けていきたいものです。

 

呑酸の症状は口の中に苦く酸っぱい胃液があるということです。苦み、酸っぱみを感じたら呑酸の可能性があります。二日酔いやその他の胃の不調の症状と相まって吐き気を催す、実際に吐いてしまうこともあります。

 

 

胸焼けとよく似た「呑酸」症状の違いや特徴

呑酸とセットにして語られることが多いのが胸焼けです。大人になると呑酸も胸焼けも1度くらいは体験したことがある方が多いと思いますがその詳しい違いは実は知らないという方もいるかもしれません。

 

胸焼けも呑酸も胃液が原因

まずは胸焼けと呑酸の共通点を見てみましょう。この2つの症状の共通点は胃液が原因であるということです。

胃液は本来ならば胃の中にあるべき存在で、胃から食道につながっている噴門という部分が胃液を逆流させないように働いています。ところがこの噴門の筋肉が異常に弱っていたり、噴門の働きが何らかの原因で弱っていると食道や口に胃液が戻ってくるのです。

胃液によって胸焼けや呑酸が起きているという点では2つの症状には共通点があると言えるでしょう。

 

胸焼けは食道まで、呑酸は口まで

胸焼けと呑酸の最も大きな違いは症状が出る場所の違いです。

胸焼けは胸のあたりを中心に、喉はなんとなく気持ちが悪い程度であくまでも鎖骨から胸が症状の出やすい場所です。一方で呑酸は口の中に症状が出ます。こちらも喉に症状がかかってくる場合はありますが、口の中が中心的です。

胸が気持ち悪いなら胸焼け、口の中が苦く酸っぱくて気持ち悪いなら呑酸です。

 

背後にある病気や対処法はほぼ同じ

胸焼けと呑酸がセットにされやすいのは一つの病気の症状として両方がセットで存在するケースが多いためです。代表的なのは逆流性食道炎で、胃液がどんどん上がってくることによって胸焼けと呑酸の両方を引き起こします。

また、胸焼けと呑酸で共通した病気を持っているケースが多いということは対処法も同じ場合が多いです。

胃腸の健康を守ることが胸焼けと呑酸の両方の対処法となります。

 

胸焼けと呑酸はどちらも胃液が上がってくることで引き起こされる症状ですが胸焼けは胸に、呑酸は口に症状が出るという違いがあります。

 

 

すっぱい液が上がってくる…呑酸になる原因は胃液の逆流!

口の中が何となく気持ち悪いと思ったら呑酸の可能性があります。呑酸になると、酸っぱい感じが口の中に広がるだけではなく、ゲップが出るなどの症状にも悩まされます。

 

そんな呑酸の原因は胃液にありました。

 

呑酸の酸っぱさの正体は胃液

そもそも呑酸の酸っぱさの正体は何かというと、胃液です。胃液は苦く酸っぱいのが特徴で、呑酸が起きるときには胃液が上がってきています。

 

本来、胃液は胃の中にとどまっているのですが、何らかの原因によって胸やのどまで上がってくることがあります。胸まで上がってくれば胸焼けがしますし、喉まで上がってくれば呑酸となります。

 

いずれも胃液が引き起こす症状なのです。 

 

胃液逆流が起きるのは胃の不調

胃液の逆流が起きるとき、つまり呑酸や胸焼けが起きやすいときを考えてみると、胃の不調があったという方が多いのではないでしょうか。胃が健康に動かない時や、胃から十二指腸にうまく食べ物が流れていかない時、胃の中で食道とつながっている噴門という場所の働きも悪くなります。

 

胃の中にあるはずの胃液が、噴門を通り抜けて食道や口にまで出てきてしまうのが、呑酸の最終的な原因といえるでしょう。

 

呑酸を治すには胃の不調を改善!

呑酸を治したい、このゲップをどうにかしたいと思っているのであれば、まず胃を治す必要があります。呑酸の臭みはある程度水を飲んだりタブレットなどで消せますが、それは根本的な解決にはならないからです。

 

胃の不調を治す食べ物や生活習慣で、呑酸や胸焼けを治していくのが効果的です。また、呑酸と胸焼けが頻繁に起きる場合は、逆流性食道炎の可能性が高いので治療が必須です。

 

呑酸になってしまう原因は胃液の逆流にあり、呑酸の苦い酸っぱさは胃液の味とも言えます。

 

なお、胃が悪いと胃液が逆流するので呑酸を治すためには、まず胃の不調を治すことが大切なポイントです。

 

 

呑酸の治療に使われる薬を知っておこう

呑酸の症状は口の中に苦く酸っぱい味がするという症状で、その原因は胃液です。

胃液は本来であれば胃の中で働くべきなのですが、胃と食道をつないでいる噴門という部分から上に上がってくることがあります。

食道に胃液が来ている場合は胸焼け、口にまで来た場合を呑酸とします。呑酸の治療ではどんな薬が用いられるか見てみましょう。

 

呑酸治療には酸の強さを抑える薬

呑酸治療をする上で最もよく使われる薬が胃酸の酸を抑える薬です。というのも呑酸によって口や食道に広がる酸は体を傷つけてしまいます。

単に不快感を伴う症状というだけではなく喉や口にとって胃酸はよくないものなのです。

不用意に体の他の部分を傷つけたりしないようにという意味で、胃酸の『酸』の強さを抑えるタイプの薬が処方されます。

これによって酸の臭いである酸っぱさは少し軽減されることが多いようです。

 

胃酸そのものを抑える薬もある

呑酸治療に使われる薬で酸の強さを抑える薬の他に多いのは胃酸そのものを抑える薬です。この薬は胃酸の量を減らすことで食道や喉に行く胃酸の量も減らそうという薬です。

どちらを使うのかは胃酸の状態、胃酸の量によって判断されます。

 

消化に関する薬での治療

呑酸が引き起こされる原因は胃や腸に問題があるケースが多いです。一時的ではあっても胃の消化能力が落ちていると考えられます。

そのため、胃や腸がより消化しやすいように手伝うタイプの薬を用いた治療もおこなわれています。

 

呑酸の治療に使われる薬は主に3タイプあり、胃酸の量を抑える薬・胃酸の酸の割合を減らす薬、胃や腸の調子を整える薬に分かれています。

背後に病気が隠れている場合はそのほかの治療薬で病気を治療することもあります。

 

 

呑酸治療のポイント!生活上の2つの注意点

呑酸は何度も繰り返してしまうという方も多いです。背後に隠れている病気に気づいていないというケースもあれば、何度も胃腸の調子が悪くなっているというケースもあります。

いずれにしても、一度体験したら二度とは体験しないタイプの症状ではないのが呑酸です。

 

呑酸治療には生活治療もある

呑酸の治療法としてよく知られているのは薬物治療です。胃酸に関する薬や胃腸の消化に関する薬を用いながら呑酸の症状を軽くし、日常生活への影響を減らします。

ですが薬物治療だけではなく普段から胃や腸を上手に管理する方法、生活療法も重要です。いくら薬で胃や腸をよくしても消化に悪いものを年中食べていればまた胃や腸の調子が悪くなるからです。

普段から出来る簡単な注意で胃腸の調子を整えられますので是非試してみてください。

 

脂っこいもの、炭酸飲料などは控える

呑酸の原因ともなる逆流性食道炎の生活療法で一般的に言われるのが脂っこいものを炭酸飲料を控えるということです。

呑酸が出やすい人も同じように脂っこいもの、炭酸飲料には注意してください。

脂っこいものは消化に悪いですし、炭酸飲料を飲むと胃が膨れるので胃液が噴門から出て食道に戻りやすいというデメリットがあります。

 

横になるときは頭を高く

呑酸の生活療法は食事だけではなく眠るときにも出来ます。

それは頭を下にして寝ないということです。頭が下になっていると重力によって胃酸が頭の方、つまり口に来やすくなります。

少し高めの枕を買うか、バスタオルなどを敷いて枕を高くして使ってください。

 

 

呑酸の治療は薬だけではなく日常生活に注意することが大切です。

呑酸の生活療法では、脂っこいものや炭酸飲料を避けることの他に、頭を高くして寝ることも指導される場合が多いです。

予防方法を身に着け、症状を軽減していけるようにしたいですね。

 

 (Photo by:http://pixabay.com/)

著者: カラダノート編集部

本記事は、2017-05-25掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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