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妊娠・出産

胃の不調と関係の深い呑酸!妊婦さんに呑酸が多い2つの理由

妊婦さんの半分以上が経験している呑酸(どんさん)。

呑酸(どんさん)とは、食べすぎ・飲みすぎの時や胸やけが起きた時に、口に広がる酸っぱい液のこと。何も口にしていなくても、苦く酸っぱい味がして気持ち悪さを感じるため、ひどい方は嘔吐してしまうこともあります。

今回は、呑酸の症状、2つの原因や予防策をまとめました。快適なマタニティライフのためにぜひチェックしてくださいね。

 

妊娠中の女性の半分以上は呑酸を経験!?

妊娠中の女性の半分以上は呑酸を経験している、との説もあるくらい妊婦さんにとって身近な症状のひとつ。呑酸の症状を感じる時期は、妊娠初期と妊娠7か月以降に特に多いと言われています。

 

呑酸と胸やけの違い

呑酸と似た症状の一つに胸やけがあります。

胸焼けは、食べすぎ・飲みすぎの後に胸のあたりから喉の付近まで、胃の中のものがこみ上げてくるような気持ち悪さを感じることがあります。

 

一方、呑酸は喉の周辺ではなく、口の中に不快な症状を感じるのが特徴です。口の中に広がる酸っぱさが症状の代表例。

何も食べていないのに苦く酸っぱい味がしたり、口臭がひどくなったりする人も多いようです。

 

妊婦さんの呑酸の2つの原因

1.ホルモン変化

妊娠したことにより、ホルモンの分泌が今までと変わってきます。特に女性ホルモンの変化が体調に影響を与えます。

例えば、妊娠3か月以降になると筋肉を緩めるリラキシンホルモンンが分泌。それにより、胃液の逆流をとどめている筋肉も弛緩し、胃液が逆流しやすい状態を引き起こします。

 

2.胃の圧迫

ちょっとぽっこり目立つようになったお腹も、妊娠7カ月目以降になると、さらに大きくなってきます。赤ちゃんが子宮の中で大きくなる分、ママの胃はどんどん圧迫されていきます。

普段よりも胃が圧迫された状態で、食べ物を胃の中に入れると、上手に消化をすることができません。そのため胃液の逆流を引き起こして呑酸の原因になる場合があるのです。

 

呑酸を予防する生活習慣のポイント!

1.消化の優しい食事をとる

炒め物や揚げ物、肉類などの脂っぽい食事は、消化に負担がかかり、胃にストレスをかけてしまいます。呑酸の症状がある時は、消化に優しい調理法・食材を選ぶようにしましょう。

例えば、蒸し野菜やグリルした魚などシンプルな料理を食べることで、胃への負担は軽くなります。またドレッシングは、油を沢山含んでいます。サラダは、塩とレモンでさっぱりと食べるなど工夫をしていきましょう。

 

2.甘い食べ物を控える

バターやクリームをたっぷり使ったケーキやクッキーなどのスイーツは、油脂を多く含んでいます。ついつい食べ過ぎてしまうことも。甘い物が食べたくなった時は、フルーツやゼリーにするなど、さっぱりとしたものを選ぶようにしましょう。

 

3.炭酸飲料を避ける

炭酸飲料を飲むことで胃が膨れます。その結果、胃液が胃の中から出て食道に戻りやすくなってしまいます。胃液の逆流を抑えるために、炭酸飲料は避けるようにしましょう。

ただ、炭酸が入っていないからと言って、フルーツ系のジュースや清涼飲料水はおすすめしません。肥満の原因になり、妊娠中毒症を引き起こす原因になります。

飲み物は、水やノンカフェインのお茶を積極的に選ぶようにしましょう。

 

4.寝るときは頭を高く

眠る姿勢を工夫することで、呑酸の症状が軽減されることがあります。

ポイントは、頭の高さ。普段より少し頭を高い位置にすることで、胃酸が口の中に流れてくるのを防ぐことができます。

いつもの枕にバスタオルを1枚重ねるなど、身近なアイテムで改善できるので試してみてくださいね。

 

5.食べた後、すぐに横にならない

胃に食べ物が残った状態で横になると、食べ物が逆流するリスクが高まります。胃の中の食べ物が消化されるまで、約2時間。食べた後にすぐ横になるのではなく、2時間以上あけてから横になる方が、呑酸の症状を軽減させることができます。

 

一人で悩まず、まずは医者の診断を

前述した通り、呑酸は妊婦の半数以上が症状を感じたことがあります。ホルモンバランスやお腹の圧迫による影響と考えると、妊娠特有のものと安易に考えてしまうこともありますが、症状がひどい場合は、無理をせずに病院を受診するようにしましょう。

 

その時は、胃腸科ではなく産婦人科を受診し、症状を伝えるようにしてください。薬の中には赤ちゃんの健康に影響を与えてしまうものもあります。産婦人科の方が、妊娠中のケアについては専門家。妊娠中は、呑酸に限らずどのような症状でも、産婦人科を受診することもをおすすめします。

 

呑酸の症状が悪化していくと、夜眠れなくなったり、食欲がなくなったりなど体力や気力を消耗させてしまうことがあります。適切な薬を処方してもらうことは、赤ちゃんの安全を守ることにつながります。ママと赤ちゃんの健康のためにも、最適な睡眠と食事を取れる環境を整えていきましょう。

 

(Photo by:https://www.photo-ac.com/)

 

著者: カラダノート編集部

本記事は、2017-05-07掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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