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育児・子供の病気

授乳中、どのくらいならお酒を飲んでも大丈夫?赤ちゃんへのリスク

妊娠中から授乳中も禁酒を徹底。

 

でもそろそろほんの少しでも飲んでみたいな…そう思ったとき、どの程度の量なら飲んでも赤ちゃんに影響がないのでしょうか。

 

目安量はないと思って

たとえばカフェインの場合、母親がどの程度の量コーヒーを飲むと乳児の尿中にカフェインが検出されるかといった研究結果があります。

 

 

しかしアルコールでは、どの程度のアルコールを飲用し授乳すると、乳児の体内にどの程度のアルコールが検出されるか調べることは困難なため、飲酒量と乳児への影響を明らかにしたデータは、基本的にありません。

 

また、アルコールによる害は、からだのなかでアルコールが有害物質であるアセトアルデヒドに置き換えられ、最終的に酢酸になるまでの過程のなかで起こります。

 

アルコールを酢酸に代謝するための酵素の力には個人差が大きいため、健康な成人が対象でも、いちがいにアルコールの目安量を設定するのは困難なのです。

 

「どのくらいの量なら飲んでも大丈夫」という目安量は、基本的にないと思った方が良いかも知れません。

アメリカの場合は…

日本よりもはるかにアルコール依存症が社会問題となっているアメリカでは、授乳とアルコールの関係性や有害性が研究されています。

 

米国医学研究所では、アルコールの摂取量について、母親の体重1kgあたり、1日あたり0.5kg以下と勧告しています。

 

 

この量を体重60kgの女性に置き換えると、ビールなら700mL、グラスワイン120mLなら2杯に相当します。

 

意外と多いように感じませんか?それもそのはず。

 

白人や黒人と黄色人種では、からだの大きさもまったく異なうえに、アルコールを代謝するためのアセトアルデヒド脱水酵素の強さといった体質も異なります。

 

また、アメリカで母親の禁酒を促す必要性は日本よりも深刻な状況にあり、水代わりにアルコールを摂取しているような状態も珍しくないといいます。

 

社会的な背景も違うなかでの目安量であることを踏まえる必要があります。

アルコール中毒の原因にも…

ワインをボトル1本飲んで生後8日の乳児に授乳した際に、赤ちゃんが深い眠りに陥り、呼吸はゆっくりでいびきをかき、瞳孔の光への反射も鈍く、脈が速く弱くなるといったアルコール中毒の症状を示したという報告もあります。

 

 

母乳を介したアルコール中毒も起こり得る、ということを覚えておく必要はあるかもしれません。

まとめ

女性ホルモンには、アルコール代謝を阻害するはたらきがあるといわれており、同じ量のアルコールを摂取しても女性は男性の2倍悪影響が出るといわれています。

 

ホルモンバランスが乱れるなど普段よりも体が過敏になっている授乳期のアルコール摂取は、量と時間を配慮したとしても、慎重に向き合いたいものですね。

photo by://www.ashinari.com/2009/01/20-012855.php

著者: seasideさん

本記事は、2016-08-02掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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