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風邪予防にも!『飲む点滴』栄養価の高い甘酒で、寒い冬を乗り切ろう!

甘酒には豊富な栄養素がたっぷり!

『甘酒』といえば、冬に風邪の予防の意味も込めて、熱して飲んで体を温めるものというイメージがありますが、元々は江戸時代に夏バテ防止として冷やして飲むことが一般的であったそうです。

 

甘酒はその半分が糖分とも言われるように、比較的カロリーが高めですが、それだけでなく『ビタミンB1・B2・B6、葉酸、食物繊維、オリゴ糖、システイン・アルギニン・グルタミン等のアミノ酸』など多くの栄養素が含まれており、栄養剤としての点滴とほぼ同じ内容であることから『飲む点滴』とも呼ばれています。

 

女性にとっては嬉しい美容効果もあることから、最近では塩麹とともにブームとなり自宅で手作りする人も増えてきてたそうです。

 

以下では、甘酒の魅力と、自宅でも簡単に作れるレシピについてご紹介したいと思います。

 

甘酒の一般的な製法とその効果について

甘酒の原料は【米麹と米】で、これを60度前後の温度で発酵させることによって、他の雑菌の繁殖を防ぎながら作ります。米麹とは、米をよく浸水させて蒸したものに『コウジカビ』を繁殖させたもののことを指します。コウジカビは、デンプンをブドウ糖へと分解します。

 

<製法例>

150gの米と3合の水で作った粥を、50~60℃程度に保温して、200gの米麹を投入、混ぜ合わせ1晩(10~12時間)程度かけて発酵させ、デンプンを糖化させて甘酒とする。

 

<乳酸菌は60℃で殺菌する>

善玉菌である乳酸菌ですが、甘酒の製造においては雑菌として扱われます。雑菌を死滅させるには60℃程度の温度で30秒程度加熱すれば良いとされています。

 

(※温度が高すぎると、コウジカビの酵素が十分に作用せず甘みが低下する。温度が低すぎると、乳酸菌が繁殖し酸味が強くなり風味が損なわれる)

 

<甘酒の豊富な栄養素とは?>

甘酒には、以下の8種類の効果が期待できると言われています。

 

1)体力増強

体の形成に欠かせない必須アミノ酸が9種類が全て含まれています。

 

2)疲労回復効果

ビタミンB1・B2・B6などの栄養素が豊富に含まれています。特にビタミンB6は疲労回復効果が非常に高い効果を発揮します。

 

3)ストレス軽減

アミノ酸の一種GABAが含まれており、ストレスを受けた神経を鎮める効果をもっている。

 

4)便秘解消

乳酸菌は死菌であっても、腸内環境を整える効果があるため、便秘の解消が期待できます。

 

5)美白効果

麹作りに携わる人には色白の人が多いように、強力な抗酸化作用とメラニン抑制効果があり、シミやソバカス予防に効果的です。 

 

6)免疫力上昇

免疫細胞の60~70%が腸に集中しており、乳酸菌や酵母の相乗効果で、腸内の善玉細菌が優位に保たれる。抗ウィルス作用物質である『オリザシスタチン』も含有されています。

 

7)抗肥満作用

麹の酵素が作る『α-エチルグルコシド』には、体重増加抑制効果があるとされています。

 

8)抗がん作用

『アルペラチン』が、NK細胞の働きを強化して、がん細胞の増殖を抑制します。 

 

自宅で甘酒を作ろう!

下記は、炊飯器を使った自宅で出来る非常に簡単な甘酒の作り方です。砂糖を使わず、米由来のブドウ糖にアミノ酸、麦芽糖、オリゴ糖、乳酸、酢酸などが混ざることで、やさしい甘味、独特の風味が醸し出されます。

 

◆炊飯器を使った甘酒の作り方

<材料>

◇米1合、◇水(2.5合分)、◇麹200g

 

<作り方>

1)お米を洗い、2.5合分の水を炊飯器に入れ、1時間以上水に浸しておく。柔らかめのお粥を炊く。

2)麹を手で揉み、バラバラにほぐす。

3)最初に作ったお粥を60度程度まで冷まし、麹とよく混ぜ合わせ、押さえながら表面をならす。

4)炊飯器の保温モードで55~60度程度に保ちながら、6~7時間発酵させる。(炊飯器の蓋はせず、タオルなどをかける)

5)途中で何度かき混ぜる。少し黄色みががかってきた頃に保温モードを消す。

6)出来た甘酒の素は粗熱を取ってから保存容器に入れ、冷蔵庫で保存する(2週間程度可能)。

 

(※甘酒の素を、好みに合わせて薄めて飲みます。基本的には、甘酒と同量の水で薄め、一煮立ちさせます。生姜の絞り汁を入れて飲むと体が温まります。)

 

さらに工夫できるポイントとして、ビタミンCやフィトケミカルが必要であれば、リンゴやレモンなどの果物類や小松菜などの野菜類をミキサーに掛けて混ぜ合わせると、味としても非常に飲みやすくなります。

 

美味しく栄養価の高い甘酒で寒い冬を乗り切っていきましょう! 

(photoby://www.ashinari.com/

著者: あせちるこりんさん

本記事は、2016-08-02掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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