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冬季うつ病の原因改善だけではない、『光療法』

 

冬季うつ病は光不足が原因で起こると言われていますが、光照射をすることで改善する病気が他にもあります。それについてまとめました。

  

 

▼光療法とは?

 

2,500ルクスから10,000ルクスの光を浴びることで、セロトニンの量が増えて脳が活性化したり、ホルモンの分泌や体温のリズムを調整されて症状が回復をすると言われています。

毎朝、光源から1M離れ、2500ルクスを2時間、もしくは10000ルクスを30分照射し、目から光をとりいれるのが最も効果的だと言われています。

 

通常の蛍光灯の光でも高照度であれば、効果はみられますが紫外線を含まないものであることが重要です。しっかり回復するまでに照射をやめてしまうと、効果はすぐ消失します。

 

▼光療法が有効な病気

 

◎睡眠障害・不眠

 

睡眠障害全般に効果があると言われています。

ストレスや不安からの不眠症、うつ病に伴う不眠症、アルコール依存症睡眠障害、高齢者睡眠障害、認知症の睡眠障害、睡眠時無呼吸症候群、睡眠障害が引き金の子供の不登校などに効果的と言われています。

電気・メディア・交通手段。ネット・パソコンの発達で、社会が24時間化し、夜遅くまで仕事をしたり、皆が寝静まってから仕事をする人も増えました。

光療法は身体の内側から生体リズムを整え、これら睡眠障害に有効な治療法、または予防法として働きます。

 

◎冬季うつ病

 

日本では統計がとられていないほど最近注目され始めた程度ですが、日照時間が極端に少ない北欧ではとてもポピュラーな病気で、とても古くから光療法が使われています。

冬季うつ病の約70~90%の人に光療法の効果が認められています。早い方では2~3日で効果がでます。

 

◎うつ病

 

日光のささない部屋に住んでいると、うつ病になりやすいとも言われています。南国へ移住してうつ病が治った方もいますし、まったく薬の効かなかった方が、光療法をベースにすることで、薬が効き始めるケースも見られます。

 

◎子供の不登校

 

多くの子供の不登校を調べていくと、慢性疲労と睡眠障害がみられます。これは何らかのストレスを長期間受けることで、睡眠障害がおき、慢性疲労感へとつながるためです。

ストレスは多岐にわたり、いじめだけでなく、塾・学校・部活など(本人がたとえ望んで行っていても)心身疲労の蓄積、両親の不仲、教師、ネット依存などです。

 

ストレスの原因をとりのぞきながら、光療法による不眠症・起床時間改善を行うことで、早期に不登校が解決する例があります。単純に朝起きられないから不登校になっているということはありません。

 

◎高齢者の不眠(アルツハイマー改善含む)

 

老化、またはアルツハイマーにより、生体時計の機能障害・衰弱がおこり、昼夜を区別する感覚が衰退し不眠が起こります。

 

全ての方に改善はみられませんが、認知症の昼夜逆転が治ることもありますので、光療法を試してみる価値はあるでしょう。

 

◎妊婦のうつ病・月経前の気分障害・過食症

 

ホルモン分泌よりくる情緒不安定にも、光療法の効果が認められるケースが報告されています。

 

◎夜勤労働者の心身不調

 

体内リズムを無視した勤務体制は、不眠だけでなく様々な体の不調、体の不調が長引くと、マイナス思考になりやすいなど、心の不調もひきおこし、ひいてはうつ病へと発展します。5年以内の夜勤ではうつ病発症率は5%以下ですが、5年を超えると、30%までのぼります。看護師さんにうつ病が大変多いのはそのためと言われています。

 

 

光療法を受けられる病院は、国立精神神経センターや、国立の大学病院が主です。最寄りの国立系大学病院に問い合わせてみましょう。

 

光療法を手軽にとり入れる機械も売っています。『高照度光照射装置』で検索すると目覚まし機能と一体になったものなど、2万~7万円で、様々なものがでてきます。興味のある方は睡眠改善、うつ病防止に役立ててみてください。

 

(Photo by://pixabay.com/ja/%E9%87%8E%E7%94%9F%E3%81%AE%E3%82%BB%E3%83%BC%E3%82%B8-%E8%8A%B1-%E3%83%90%E3%82%A4%E3%82%AA%E3%83%AC%E3%83%83%E3%83%88-%E9%9D%92-%E3%83%95%E3%83%AD%E3%83%BC-%E3%82%B5%E3%83%AB%E3%83%93%E3%82%A2%E9%81%A9%E6%80%A7-141691/)

 

著者: 真綾さん

本記事は、2016-07-31掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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