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生活習慣病

今までの説をどんでん返し!?痛風と尿酸値は無関係!?

 

痛風といえば気を付けたいのは尿酸値です。

一般的には尿酸値が7.0mg/dlを超えたら痛風に対する注意が必要と言われています。

中でも病的な値なのは尿酸値が9.0mg/dl以上の方です。

尿酸値が高いと、尿酸を一時的に溜めて排出する尿酸プールに尿酸が収まり切らない、そのために痛風が起きると考えられているのです。

一方で尿酸値と痛風は無関係とする説が2011年に発表されたことも注目を集めています。

 

●痛風は尿酸値と無関係!?

東京医科大学医学総合研究所の西岡所長によれば尿酸値と痛風には直接的な関係はないとのことです。2010年の米国リウマチ学会では痛風患者に対して尿酸値を下げる治療をすべきという治療の意義を見直す声もあがりました。

2004年の厚労省の統計によれば30歳以上の成人男性の高尿酸血症は30%、痛風は1.7%で、高尿酸血症の方が高い割合で痛風を発症しているわけではないこともわかっています。

 

●尿酸値も含めた総合的な見方を

尿酸値と痛風には関係がないと発表した東京医科大学医学総合研究所の西岡所長ですが、その意見は『直接的な関係の否定』にあります。

尿酸値がまったく無関係というのではなく『尿酸値は痛風のリスクを示す一つの指標』としています。つまり尿酸値だけではなく生活習慣や本人の遺伝要因なども含めた総合的なリスク管理が必要ということです。

すぐに尿酸値をどうにかするのではなく生活習慣からの改善を行うべき、とも述べています。

実際に遺伝子検査などは痛風リスクを知るために行われています。

 

痛風は尿酸値と関係があると長いこと考えられてきました。ですが必ずしも直接的な関係ではないとの見方も存在します。

痛風患者に対して高尿酸血症の患者が多すぎることからもそれは明らかで、研究者によれば『尿酸値は痛風のリスク要因のひとつであるが直接的な関係とは言えない』とのことです。

 

(Photo by://pixabay.com/static/uploads/photo/2013/11/16/10/23/surprise-211505_640.jpg?i)

著者: あさこすさん

本記事は、2016-07-31掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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