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占いや宗教など、スピリチュアル依存症!はまるからくりと抜け出す方法

占いと宗教が合体したような世界、精神世界、スピリチュアルへ依存している人が増えています。なかにはそれが原因で離婚する人、仕事を辞める人、うつ病になられる方もいます。

 

スピリチュアル依存症についてまとめました。

 

スピリチュアル、精神世界とは何か?

筆者が患者さんの口からスピリチュアルへのこだわりを聞き始めたのは、「オーラの泉」という番組が放送されるようになってからだと思います。

 

それまでは一部の人の特殊な世界であったのに、あの番組の人気をきっかけに、スピリチュアルカウンセリングとかセラピーというものを受けたとおっしゃる患者さんが大変増えました。

 

前世や先祖、神様や仏様、果ては宇宙人や異次元人まで、目に見えない存在が自分に影響していて今の自分があるので、それを知ることで幸せになれるという考え方です。

 

スピリチュアル依存症の人々

・霊媒体験から引きこもった青年

うつ病からぬけだせなくなったある青年の発病のきっかけは、霊媒体験からでした。

 

目の前で降霊が行われ、前世で自分が殺したという10人のうちの一人がでてきて、「お前に殺された」「お前は悪だ。」「苦しめ!」と言われたことがきっかけで、その日から彼は電車に乗っていても仕事をしていても、「お前に殺された」「お前は悪だ。」「苦しめ!」という幻聴を聞くようになり、仕事が出来なくなってしまいました。

 

彼はそれ以来家に閉じこもり、経典をよんだり、般若心経をあげたり、引きこもり生活を続けています。本人いわく、前世の殺人者の罪を償い続けているのだそうです。

 

・ソウルメイトを求めストーカーになった女性

魂の凸凹がぴったり合う魂をソウルメイトと呼び、そういう人と不思議な出会い方をして幸せになったという書籍が流行ったことがありました。その話に憧れる女性が続出。

 

とある女性はママ友のご主人とキャンプで会話をしたことをきっかけに、彼こそがその相手だと主張。ストーカー行為が止まらなくなりました。夫に離婚まで申し出る始末。

 

相手はなんとも思ってなかったため、二組の夫婦で話し合いし、彼女の思い過ごしだという事で話は終結しました。その後、彼女は本当の事が知りたいと言い続け、宗教依存症へと転向し、その宗教者が多く暮らす新興住宅街へ家族で引越し、今は落ち着いています。

 

・スピリチュアルセミナーにつぎ込み続けるひとたち

アメリカでは自己啓発と並んで、スピリチュアルセミナーというものが盛んにおこなわれています。

 

最近はそれが日本へ流入しており、一定の金額を払うと、神様に近づく考え方や、瞑想のやり方、特殊な儀式などを講師から教えられ、特殊能力をつけることができるとうたうセミナーです。金額は数万円から数十万円まであり、何ステップか全部受けると100万を超えるものもあるそうです。

 

患者さんから聞く話では、大半の方が特殊能力が付いたような気がするだけで終わるとのこと。しかし、大金をはたいた手前、何も能力がついてない、生活は何も変わらない…ということを受け入れるのにとても時間がかかるようです。

 

このスピリチュアルセミナーをいくつも受け、大金をはたき続け、お金欲しさにネットワークビジネスにはまり、またさらに借金を抱え、うつ病になった方が何人もいらっしゃいます。

 

スピリチュアルの本や指導者の言葉には「楽しいことだけしていれば幸せになれる」という考えが多く見られ、人に雇われる仕事は「わくわくしないから」したくないといい、セミナーを複数受け、個人の活動を始めるが、お客はあつまらず、自分を責め、うつ病になるという経緯です。

 

不思議とみな自然農法や食生活改善へはまって、「わくわく信仰」がとれ、病がよくなる傾向にあります。筆者の知る中には元オウム信者もいました。一時期うつ病だった彼も、現在自然農法を細々と営み、社会復帰しつつあります。

 

スピリチュアルにはまるからくり

自分の今の欠点や思い通りにいかないことを、スピリチュアルセミナーや前世療法といった分野では、前世や先祖の因縁、すごい能力を発揮するための試練というように説明を受けます。これは見えない世界の話ですから、言われたい放題、思い込み放題と言えます。

 

人間は楽な方に思い込みたいですから、自分は選ばれた人であるとか、前世の因縁でこんな不幸だと思うことで、現実的に乗り越えることを避け、スピリチュアルの視点でみると下世話な夫や家族を憎んで、嫌な人や嫌な仕事のない、運気の高い人生を生きようとします。

 

インドから来た聖人に抱きしめられると人生が好転すると言って、借金して遠方まで行った方も何人か知っていますが、みなさん元々もっていた悩みが解決することはなく、またさらに自分を変えてくれるものを探して、あっちの聖人、こっちの予知能力者など、転々とされます。

 

すごい人の言葉がすべてになってくると、家族を陳腐だと感じ放置しますから、生活はさらに窮屈なものになり、家計は火の車…。それでも楽しくない仕事はしたくない…とだんだん独りよがりにひきこもっていき、うつ病や依存症がひどくなるのです。

 

結局、多くの方がスピリチュアルという言葉を追いかけても、現実を変える力があるわけではなく、自分がアナログで変えていくしかない・・・と、なにものでもない等身大の自分を受け入れることで、完治していかれる傾向にあります。

 

依存症にならないために!知っておこう!占い依存症を生み出すからくり3つと、抜け出す方法まとめ

女性は特に占いが大好き。恋に振り回されれば、自然と雑誌コーナーで恋の占い特集の立ち読みが増えたり、占い雑誌を買ってみたりするものです。

 

占いの誘惑

雑誌を買うと載っているのが「占い電話相談」の広告。「的中率ナンバーワン」「幼いころから霊視能力が高い」「復縁をさせるならこの占い師」など、占いの誘惑が盛りだくさん。安易な気持ちで電話してみたら、そこから抜け出せなくなって依存症に!筆者はそういうケースを何例も知っています。

 

ちなみに、筆者が知る占い依存症者は次の悩みを抱えている人ばかりです。「不倫」「相手に振り回される恋愛」「離婚」「復縁したい」。

 

依存させるための、占いシステム

筆者には占い師の友人がいます。彼女が駆け出しの頃、あらゆる依存をさせようとする占いシステムとであった話をきかされました。

 

家相占い師の話

「一度相談を受けたらね。この家は霊のでやすいところに建てられているから定期的に除霊するのがおすすめだと伝えるんだ。家主の反応が良ければ、毎月10万で除霊契約をとる、または年間契約なら100万でお受けしますと伝えるんだ。

こういうことを信じる家はたまにあるから、年間契約をする家を何軒かもてば、楽だよ。途中でトラブルが起きれば、ほらここは霊障がすぐ起きる。ごひいきにしていただいてるから、今回は無料で払わせていただきます。と恩着せがましく言えば、相手は疑うことがない。」

 

とある電話占いのシステム

「はじめに面接があって、期待をもたせる終わり方をできれば合格になる。つまり、相談者が復縁したいというなら、こうすれば復縁できる。婚活で悩んでいたらああすれば婚活がうまくいく。と期待して終わらせることがうまい占い師がたくさん所属している。

期待を終わらせてしまう占い師はあまり好まれない。占い師は宣伝もテンポ費用も掛からない分マージンを搾り取られるので、できるだけリピーターを増やそうとする。電話占い会社側もお客さんがリピーターになりやすいように、一度電話申し込みのあったお客さんには甘い言葉、運命めいた言葉をかいた勧誘メールを頻繁に送るし、DMを毎月送り続ける。」

 

とある占いの館の面接

「おもしろい印象に残る占いを見せてください。占いがあたっているかどうかよりも、インパクトがあるかどうかが勝負で、あとはタロットなどを使っていれば、適当にあたることもある。お客は一度当たれば衝撃が忘れられず通ってくれるので、印象に残ることが大事。」と言われた。

 

占い依存症からぬけだすには?

電話占いにはまって止まらない場合

「占い依存症みたいで、すぐこちらに相談してしまい、浪費がとまらない。この依存症をどうしたらやめられるか?」と占い師に直接相談してみましょう。

その答えが妥当なものであれば、依存症はとまりますし、妥当でなければ、たいしたことがないアドバイスしか受けられないものだと割り切るきっかけにできます。そうして電話占い卒業への新たな決意をしましょう。

 

実際に占いをやめさせた占い師の言葉

・突然母子家庭になり、仕事を探すがみつからない女性が何度目かの占い申込みメールをいれた時の返信。

「あなたが今すべきことはこちらへきて占いを受ける事ではありません。お子さんのため自分の為に、仕事を探すことです。何度もだめになって落ち込む気持ちはわかりますが、今こそあなたが本当の力を発揮させるときです。

その苦難から立ち上がり、何度でも仕事の面接を受けることが今、必要なのです。そういった強さを磨くことで、あなたを幸せにする会社へと導かれていきます。どうか、有意義な活動を行ってください。応援しています。」

(このあと受けた面接で、お給料は安い派遣の仕事が決まる。そこで信頼を作った数か月後、彼女の生活に見合った金額の派遣の仕事が決まる。)

 

・先の見えない不倫から、占い依存症になり、とても当たる占い師と出会いその人に頻繁に予約をいれるようになる。ある時、占い師から次のように言われる。

「あなたはもう私の助言が必要のない段階にいます。何故なら、今までは幸せが分からなかったあなたも今は幸せを体験して、幸せがこの世にあることを知りましたね。次は自分で幸せを選びとる練習をしなければなりません。

自分が選びとった幸せは、他人に言われて選びとった幸せよりももっと素晴らしいものですよ。そしてこれ以上、私や占い師に頼っていると、あなたは逆に不幸になっていしまいます。ですから、自分で選び取れたときに、また連絡をしてきてください。一緒に喜びましょう。」

 

占い依存症克服に有意義な行動あれこれ

・結局占い師から何を言われても納得がいかないと安心できないのだから、言われて納得できる答えについて先に考えてみる。

 

・結論が全く見えないまま占いにすがるのをやめ、しっかり考えて出した結論についてのみ、占い師にきく。

 

・占いをしないといられないような恋愛相手が本当に自分に必要な相手か、占い代をそんなに出してつながっていることが幸せなことかしっかり考える。

 

・自分を不安にさせるような恋愛相手から卒業する。

 

・どんなことを言われても、受け止める強さを持つ。

 

・自分で占いをマスターする。

 

・ネットの無料占いを利用する。

 

・占いではなく、心理カウンセリングに相談する。

 

・占いで先手を打とうとせず、失敗を笑いや学びに変えられる人を目指す。

 

・占いではなく健康なものに依存する習慣をもつ。(ペット、ガーデニング、運動、ヨガ、ハイキングや登山、音楽など)

 

以上のような対策で、占い依存症の状態からぜひ脱出し、安定した毎日を取り戻してください。

 

宗教依存症になった家族との接し方!筆者の体験に基づくおすすめ勧誘対策と金銭対策

自分一人で宗教にのめりこむことは自由ですが、子供達が困ることも考えず近所やPTAで勧誘活動をする、ご主人が嫌がっているのに宗教に関することを押し付ける、お布施のため借金をしたり、宗教活動のために家族に大きな負担をかけるのは、依存症と言えます。そんな時、家族や周囲はどう対応したらいいのでしょうか?

 

宗教依存症者の困った行動

・嫌がる家族を、宗教の集まりに参加させる。

 

・宗教を理由に、家族が参加したい一般的な行事への不参加を強制する。

 

・宗教団体のために借金をする。

 

・すべて悪魔のせいにして、家族や周囲の意見や考え、生き方を否定する。

 

・家族を放置して、宗教活動に専念する。

 

・友人全てを勧誘し、宗教活動をする人としか付き合わない。

 

困った行動への対応

筆者は、家族全員で某宗教を信仰し、支部をまかされている一家の長男と結婚しました。「家族全員が信仰していないと、神殿グッズを返さないといけないから、あなたも入りなさい。」と義母に言われました。義母は私から見れば、筋金入りの宗教依存症です。

 

本部に電話をし、幹部の方にたずねると、「新しくきたお嫁さんが入信しなくても、神殿グッズを返さなくてもいいですよ。」と言われました。さらに私はベジタリアンなので「すべての命を大切にするという教義があるが、教祖はどのような食事をとっていたか?」とたずねると、「めざしにご飯とみそ汁という大変つつましい生活をしておりました。」とのこと。「では、いわしは棒に突き刺して干されて食べられてもいい命」ということですね。と確認すると「ベジタリアンの信者さんもたくさんおられますよ。」とはぐらかされました。

 

その二点について、母にありのままを話し、「私は自ら教義を実践できてない教祖の言うことを信仰できない」「幹部の方は、私が神に向かなくても神殿グッズは返さなくていいと言っていました。」と話をしたことで、二度と勧誘されなくなりました。

 

勧誘対策

本人に疑問点をぶつけても本人がその宗教の全部を把握してない為、うまくいきません。本部や幹部に疑問点をぶつけ、確認した回答に対して納得のいかない点を本人に説明し、入信を断り続けましょう。

何度か教義をきいてから…などとやっていると、巻き込みは止まりません。宗教の講座などには決して参加せず、きっぱりと断り続けることが大事です。

 

講座や集まりに参加すると、霊媒を見せられて、前世や先祖、神様のかかわりで災いが起きているとか、起きるから入りなさいと言われることもしばしばです。自分が死後、子孫に対してそんなことをするでしょうか?

そんな心のせまい前世や先祖、神様のいうことをきいて幸せになれるわけがありません。

 

金銭対策

家族の同意なく、本人が宗教へ高額浪費しているとしたら問題です。あまりにも高額な場合は弁護士にぜひ相談してみましょう。(30分無料相談をしている「総合弁護士事務所」がおすすめです。まずはそこへ問い合わせてみましょう。)

宗教依存し高額浪費している本人が家計を管理しているのなら、それをとりあげなければなりません。依存症ですから、そのうち使い切る、または借金しはじめる危険性があります。

 

お金を宗教へ納めることこそ、最高の奉仕だとうたうのは、原始的な宗教にも多く見られる集金テクニックです。夫が働いたお金を自らどう使おうと自由だと主張し、高額捻出してしまうなら、早期に口座を二つにわけたり、財産分与をすすめて、子育てや奥さんの取り分を確保しておくなど、対策が必須です。

 

夫婦の片方が好きに使ってもいいという金銭感覚では、結婚生活は成り立ちません。真剣に話し合い、それでもらちがあかないなら、離婚または別居など、相手に頼らない覚悟が必要です。

 

頭を打たせる

依存症から回復させるポイントは、「本人に頭を打たせる」ということです。心は痛みますが、本人が借金をしてとまらない場合でも、決して尻拭いは禁物です。墓穴をほることこそ、本当の依存症回復へつながります。

施設に住み込んで家族を捨てようとしたり、反社会的行為に対して)残念ながら個人的に止めることは難しいです。マインドコントロールをとくための専門機関に相談するしかありません。大きな宗教団体の被害であれば、それに対する被害者家族の会も発足されているものです。そういったところへ所属し集団で対策をとることが大切です。

 

筆者の体験

筆者の義母は宗教で言い渡される前世や先祖の霊、災害に怯えながら、兄弟や母親とは宗教が原因で仲たがいし、お金や労力を宗教に注ぎ込み続け、はたから見ると「なぜそこまでして?」と思わされる状態でした。

しかし、宗教の集会での人間関係を心から愛し、臨終を迎える前に最後の儀式を受けている様子はとても幸せそうで、本人の依存症はさておき、宗教の全ての部分が悪ではないと感じさせられた場面でした。

 

どんな依存症も「さびしいという心の隙間」から始まるものです。理不尽な宗教をやめさせたいと、家族が頭ごなしに強制しようとしても、その心の隙間を埋めてくれる心地よさは、本人にとっては極楽です。今まで家族が本人の寂しさや不安に気付けていたのか?まずはそこから振り返り、本人の宗教依存症行為に上手に対策をとりながら、平行線で見守っていく姿勢がよいでしょう。 

 

信仰者と依存症者の違いは?世界ではどうなっている?宗教依存症度チェック!

宗教依存症とはなんでしょうか?特徴は「自己判断をすべて宗教にゆだね、自分らしさがなくなる。」「仕事や生活、家族よりも宗教を優先する」「人間関係をすべて宗教に関わる人に限定し、入信していないものと接するときはすべて勧誘行動を目的とする。」などです。

 

宗教依存度チェック

以下に宗教依存していると言えるかどうかのチェック項目を作成しました。

7つ以上当てはまる方は、宗教依存症であると言えるでしょう。

 

1.儀式やルールを守るなど、信仰している宗教団体または宗教家から指示されたことをする、またはやめるなんて絶対できない。

 

2.どんな行動も一人で決められない。すべて信仰している宗教団体または宗教家にこれでいいのか確認しないと不安。

 

3.宗教団体または宗教家からするように指示されたことが気になって、やり遂げるまで他の事に身が入らない。

 

4.信仰している宗教の儀式を受ければ受けるほど、自分は幸せになれるし、もっと受けたい。組織の中で出世することが家族や生活よりも大切。

 

5.信仰している宗教を信じていない人は人として劣っていると思う。

 

6.大災害が起きた時、この宗教活動をしているものだけが助かるので、相手が嫌がっていても、勧誘することが自分の使命。

 

7.信仰している宗教を信じていない人の意見はききたくない。または聞いても意味がない。

 

8.信仰している宗教が私に課せる課題は、たとえどんな無理難題でもクリアしないといけないし、大きな借金をしたり、嫌がる家族を巻き込んでもしなければいけない。

 

世界では、自己証明=信仰

筆者はボーイスカウト活動に携わっていますが、スカウト同士の国際交流の場面では、「お前はどんな神を信仰しているか?」という会話が基本的な会話として出てきます。

日本人は仏教徒だと言っても、海外の人からどんな神か?どんな礼拝活動があるか?など突っ込んできかれると戸惑いますが、その戸惑いは「信仰する神ももたないおろかな人間」という心象を与え、そのあとの合同作業では、日本人スカウトが低く扱われるという行為を受けるほどだそうです。

これは国際的に仕事をしている方からもきかれる話です。国際的にみると「信仰」をもつことは自己証明として重要なようです。

このように「信仰」が国際的にスタンダードであることを逆手にとって、信仰を持つほうがよい!と、辞めたい人の説得理由に使うことがあるそうです。

 

信仰者と依存症者の違い

信仰者と依存症者の区別はあいまいで、信仰が家庭のトラブルを生み出す悩みは世界的にどこでも見られます。それは多くの宗教団体が、「信者の幸福」を説きながらも、実際は「宗教団体の発展」を優先するためでしょう。

筆者のところに相談にみえられたケースでは、とても有名な宗教団体から「ガンになったのは信仰心が足りないせいだ。200万円借金してでももってくるように」と言われ、ご主人が借金しようとしている。止められないなら、もうこんな生活が嫌だから、離婚したい。と奥さんが訴えるケースがありました。顛末は悲しいもので、その後、200万用意したご主人はガンで亡くなりました。

筆者の近所には、有名宗教団体を信仰し、教義をしっかり守りながらも決して勧誘してこない奥さんが何人もいらっしゃいます。自分のために勉強しているといい、夫婦円満でお子さんも落ち着いていて、親も子も友達としてつきあうことが可能です。

 

周りに強制するかしないか、家族を大切にできているかどうか、これが信仰者と依存症者の違いと言えましょう。

 

もしかしたらあなたの周りにも・・・宗教依存症におちいったきっかけと、ぬけられたきっかけ

宗教依存症に陥ったきっかけ、そしてそこからぬけられる人、抜けられない人の違いについてまとめました。

 

宗教依存症におちいるきっかけ

神社の氏子や寺院の檀家など、既成宗教の信者になってもあまり問題になることはありません。神社やお寺の掃除、行事の手伝い、建て替えの時にお布施をする程度で、信者が依存していると言える程の行為は見られません。

しかし、新興宗教に関しては、依存させるシステムが充実しています。勧誘を意識した無料の勉強会があちこちで開かれ、はじめてやってきた非信者はちやほやされ、良い待遇を受けます。その待遇は、どの依存症者も根底にもっている『寂しさ』へ強い幸せをもたらします。

 

勧誘が多い場所とその方法

筆者が患者さんから聞くかぎり、病院や公園がもっとも勧誘の巣窟になっています。

病院では、日常のストレスから体を壊している人、体を壊したことから不安になっている人がたくさんいますから、勧誘したい信者は話しかけてまわり、彼らの悲しみに同意し、理解者を装います。そしてそのうち、よい勉強会があるからと誘いをかけてきます。

 

離婚や婚活も!

特に離婚を考えてる人は、突けばどどどっと悲しみが出てきます。その悲しみにつきあってくれる信者たちは、すぐに大切な人たちとなり、宗教によって救われたいとすがりつくことがよく見られます。離婚前後の人間は人生最大級に弱ってますから、宗教依存症におちいることが容易です。

 

今どきなら婚活を題材に話しかける信者もいるそうです。30代40代の婚活は相当厳しく、当人であったりその親は心の隙間を大きくつかまれます。

 

対象となりやすい人

公園などでは、ママ友と一緒にいない寂しそうな母親が勧誘の対象にされます。信者は寂しそうなママに子供との不安がないか聞き出した後、いい子育てをするための勉強会があるから・・・などと気軽そうに約束を取り付けます。

 

初めての子供を持つママなら誰しも何か不安はあるもの。近所に同年の子供がいなければ、なかなかママ友もできず孤独を感じていたところで、宗教にはまりすぎる可能性が始まるのです。

 

宗教依存症からぬけられたきっかけ

・震災で信者が多くなくなったのを見た。(多くの宗教でこの宗教に入っていれば大災害が起こっても助かると説いています。その魔法が解けた)

 

・「事業がうまくいき、借金がなくなるから」と言われて入ったが、一向に上向きにならない現実に直面した。

 

・借金がかさみ、お布施を払えなくなった。

 

・同じ宗教をやっていた恋人が脱退をきめたから。

 

・離婚して心が元気になってきたら、面倒になってきた。

 

・宗教内の人間関係につかれきったから。

 

・宗教を先にやめた人が、友達を増やし、充実した生活を送っているのをみて。

 

(やめると不幸になると思ってやめられない人は多い。筆者も一年間信仰していたヒンズー教をやめる時、ひきとめはないけれども、毎日の礼拝をやめて不幸を招かないかと自然と恐怖が起こりました。

 

宗教をやめる時は必ずそんな気持ちが起こるものです。患者さんをみていても、やめた後何も災いはおきませんし、信者仲間からのしつこい誘いさえふりきれば、友達や自由がふえ幸せになるケースが常です。)

 

・以上の理由で疲れていた時に、その宗教の裏側を訴えるサイトや暴露本を読んで決心した。

 

宗教依存症から抜け出せない人は、孤独の状態が続いてる場合と、宗教内に親しい友人や安心できる人間関係ができてしまっている場合があげられます。そんな状態で周囲が引きはがそうとしても依存しきっている心は、首を決して縦に振ることはありません。

 

普段から本人と仲良く接し、宗教に頼らなくてもいい信頼関係を築くことと、現実的に宗教に使いすぎてお金がなくなってしまう・・・といった兵糧攻めに合うのを待つことが周囲の出来る精いっぱいと言えましょう。

(Photo by:http://pixabay.com/)

著者: カラダノート編集部

本記事は、2017-03-29掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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