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頭をぶつけたらどうする?頭部外傷の3つの種類を知って症状を見極めよう~たんこぶの種類と原因~

 

ほとんどの方は頭をぶつけてたんこぶができた、という経験をしたことがあるでしょう。このたんこぶは、皮下出血によるもの。たんこぶのように、緊急を要しないものもあれば、脳挫傷やくも膜下出血など生命に関わるものもあります。

特に子供はよく頭を打ったりしますよね?どんな症状があり、どういうところに気をつけるべきか解説をしたいと思います。

 

◆頭部外傷は3種類

頭を打ったりしたときの頭部外傷には以下の3つの種類に分けられます。

 

1.皮膚への外傷

一般的にたんこぶと呼ばれるものです。たんこぶは皮膚の下での内出血をした状態をいいます。頭部に切り傷がある場合は、出血をしたりもします。

ほとんどのたんこぶは、打った直後から打った場所が膨れ始め、自然に回復します。

1~2週間で改善する事が多いですが、治りが遅い場合やいつまでたっても痛みが引かない場合は病院を受診したほうがよいでしょう。

 

2.頭蓋骨の損傷

主に骨折です。頭を強く打つと、その衝撃で頭蓋骨が折れてしまうことがあります。ひびが入る程度であれば、自然に治癒するのを待つことが多いですが、複雑な骨折は危険です。

特に頭の内側に凹むように骨折をした場合は、手術して治す必要があります。

頭蓋骨を骨折しているときによく見られるのが、耳や鼻の穴からの血液交じりの水が出てくることです。

割れるように頭の痛みがする場合や上記の場合は、緊急に病院を受診してください。

 

3.脳への損傷

一番怖いのが脳挫傷やくも膜下出血などです。

頭の打ちどころが悪く、出血した場所が悪ければこのように命に関わってきます。

 

このような症状はありませんか?

・頭痛がどんどんひどくなる

・吐き気や嘔吐がある

・意識がもうろうとする

・物が見えにくい(焦点が合わない)

・手足の動きがおかしい(ろれつが回らずしゃべれない)

・痙攣を起こしている

・傷からの出血が激しい

 

軽い頭部外傷の場合、冷やすことで症状を落ち着かせます。しかし上記のような症状があれば、一刻も早く病院を受診する必要があります。

脳で出血が激しい場合、神経を圧迫したり傷つくことで麻痺が現れます。一刻も早く出血(血液の塊)を除去し、生命の危機から脱することが重要です。

少しでもおかしいなと感じたら、病院を受診しましょう。

 

たんこぶの種類と原因… できる場所で名称が違う!

頭をぶつけるとできるたんこぶ・・・。この「たんこぶ」と呼ばれる状態は内出血をした際、行き場のなくなった血液が皮下に溜まり盛り上がったものです。

 たんこぶはできる場所によって名称が違います。

 

たんこぶの状態と種類

皮下血腫

一番なじみのあるたんこぶがこの皮下血腫です。さわると固く、移動性はありません。ほとんどの皮下血腫は1~2週間で自然に吸収されます。

 

腱膜下血腫

腱膜と骨膜の間にたまります。皮下血腫に比べ広い範囲が膨れます。何日か経過すると、溶けた血がぷよぷよやわらかく感じます。

 

骨膜下血腫

骨膜と頭蓋骨の間にたまります。

 

どの血腫も、血液の塊ができる場所が良くない場所であれば、注意が必要です。自然に吸収されるほどのたんこぶであれば、そのまま経過観察を行います。

 

しかし、塊が大きい・血腫の場所が悪い場合は手術によって取り除きます。脳の血腫は、大事な神経を圧迫したりすることで麻痺を起こしたり、生命にも大きく関わりがあります。

 

頭を打った後の体の異常が脳のダメージへのサインになることもあります。頭を打ったら体に異常がないかを確認し、少しでも異変が見られたら病院を受診しましょう。

 

たんこぶだから大丈夫は嘘!?たんこぶの状態と中身を解明!

頭をぶつけると『たんこぶ』ができます。たんこぶだったら大丈夫と言う人もいます。

 

ではたんこぶとは一体なんなのでしょうか?そしてたんこぶは大丈夫という言葉は本当に正しいのでしょうか?

 

たんこぶの中身は?

たんこぶの正体は血液やリンパ液です。頭をぶつけた際に皮膚が切れてしまえば、血液やリンパ液が外へ流れ出るためたんこぶはできません。

 

なぜ頭にしかたんこぶはできないの?

たんこぶは頭やおでこなどにしかできません。その理由は骨にあります。体のどこかをぶつけた際、まずはじめに皮膚の中に傷ができます。そしてその傷から内出血をします。

 

内出血をした場所に骨などの硬い組織があり、血液やリンパ液を吸収する場所がなければたんこぶとなります。しかし、硬い組織に覆われていない場所であれば、皮下出血となり、青あざの状態になります。

 

頭には、脳を守るため大きく硬い骨で覆われていますので、血液の逃げ場がなくなり、たんこぶとなるのです。

 

たんこぶができれば大丈夫は間違った認識!!

頭をぶつけると、たんこぶができているか確かめる人がいます。それは、たんこぶができれば大丈夫という間違った認識からでしょう。

 

しかし、脳の損傷とたんこぶは無関係です。大きなたんこぶができ、脳にダメージを受け手術となるケースもあるからです。まずは間違った認識を捨てましょう。

 

頭を打ったら、以下のことを確認しましょう。

 

●意識、吐き気、頭痛などの様子をみる

●激しく頭を打った場合や様子がおかしいときは救急車を呼ぶ

●傷や出血がないかを確認する

●少しでも意識を失ったら即病院を受診する

●高齢者や子供で大した怪我でなくとも、病院を受診する

 

高齢者は1~2ヶ月くらい経って症状が出ることもあります。まずは頭を打ったら、脳に損傷を受けていないか?が重要です。

 

たんこぶの有無での判断は絶対にやめましょう。

(Photo by:http://www.ashinari.com/)

著者: カラダノート編集部

本記事は、2017-04-07掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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