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関節痛・腰痛

アザルフィジンENやリマチル…よく使われる抗リウマチ薬

 

リウマチの治療には、痛みを抑えるための消炎鎮痛剤と、関節破壊を抑制する抗リウマチ薬が使用されます。

 

 

抗リウマチ薬とは

 

以前は、関節リウマチの治療は痛みを和らげる対処療法が中心でしたが、現在では関節破壊のメカニズムの解明が進み、様々な薬でその抑止がある程度できるようになりました。

 

【メトトキサレート(MTX:リウマトレックス)】

 

世界で最も使用されている抗リウマチ薬です。この薬によって関節の腫れや痛みがひき、関節破壊の進行を遅らせることができます。ほとんどの方に効果がありますが、他の薬との併用療法が取られる場合も最近では増えています。

重篤な副作用として、骨髄抑制と間質性肺炎があり、死亡例もあることから高齢者への投与は注意が必要とされています。

 

【アザルフィジンEN】

 

国内では最初に使用されることも多い抗リウマチ薬で、MTXとの併用も多い薬です。海外ではさらにもう一つ(ヒドロキシクロロキン※日本では使用できません)を加えた3剤併用療法が注目されています。

副作用として、アレルギー性と考えられる皮膚湿疹や発熱、肝機能障害、胃腸障害などがあります。稀に骨髄抑制が起きるケースもあり、投薬期間中の定期的な血液検査が必要です。

 

【リマチル】

 

日本で開発された抗リウマチ薬です。

副作用として、皮疹、蛋白尿があり、稀に味覚障害や肝機能障害、胃腸障害が起こります。また、薬の効果がある場合に蛋白尿となりやすい傾向があり、定期的な尿検査が必要となります。

類似の薬でメタルカプターゼという薬剤があります。

 

【アラバ】

 

2003年に発売された新しい抗リウマチ薬で、欧米ではMTXと同等の評価がありますが、国内では導入当初、間質性肺炎の発生率が高かったため、あまり使用されていません。

軟便・脱毛・肝機能障害などの副作用が約半数に起こり、稀に間質性肺炎や骨髄抑制などの重篤な副作用が起きます。

 

【シオゾール】

 

がその薬の成分に入っているため、「金製剤」と呼ばれる注射型の抗リウマチ薬です。定期的に筋肉内に投与します。

主な副作用は皮疹、胃腸障害、蛋白尿などで、稀に薬剤性の肺炎を起こすことがあります。

 

 

これらの薬は即効性があるものではないため、一定期間、継続して使用する必要があります。また、最近では生物学的製剤が注目を集めていますが、薬価が高く、長期間の使用が困難なケースが多いため、これらの薬剤との併用療法が奨められるようになっています。

リウマチの治療は長期間にわたります。薬剤療法も定期的な検査で副作用をコントロールすることも大切となってきます。自己判断せずに、きちんと投薬を続けましょう。

 

(Photo by: //www.ashinari.com/2013/06/09-378946.php)

著者: カラダノート編集部

本記事は、2016-07-28掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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