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妊娠・出産

催奇形性と胎児毒性!妊娠・出産期のリウマチ治療薬の影響

 

多くの薬が妊娠になんらかの影響があります。複数の治療薬を使うケースが多いリウマチでは、それぞれの薬のリスクと、いざという時に使用できる薬を知っておくとよいでしょう。

 

 

催奇形性と胎児毒性

 

薬の妊娠中の影響は、大まかに二つに分けることができます。

 

1.催奇形性

 妊娠初期に、赤ちゃんのさまざまな部分がつくられるときに影響します。心臓の弁膜症などのように、穴があいていたり、様々なケースが考えられます。抗リウマチ薬の多くが、妊娠前に薬の影響をなくそうとするのは、こうした催奇形性の可能性があるためです。

 

2.胎児毒性

 妊娠中期以降で、赤ちゃんの身体のつくりはほぼでき上がっていますが、その後の成長に悪い影響を及ぼすのが「胎児毒性」です。

抗リウマチ薬の中でも、催奇形性はないが胎児毒性の可能性があるアザルフィジンのように、使う時期を守らなければならない薬があります。

 

 

産後の治療薬

 

出産後、約半数はリウマチが悪化するといわれています。また妊娠期の体重増加で関節の負担が増え、痛みが強くなるケースもあるようです。

出産後、人工乳にするという方法もありますが、母乳に影響しない生物学的製剤を、このときに集中して使用するという選択もあります。生物学的製剤は非常に高価ですが、効果が早く現れ、タンパク質であるため母乳には移行せず、赤ちゃんには影響しないとされています。この時期だけと割り切って使用する手もあるかもしれません。

 

 

妊娠から出産、産後まで、産婦人科とリウマチ治療の両方はとてもたいへんではあります。治療薬の選択肢が増えたことで、妊娠と出産を乗り越えられるようになってきました。これらの治療薬は、赤ちゃんのためにも医師の注意を守って使用しましょう。

 

(Photo by: //www.ashinari.com/2011/03/23-346124.php)

著者: rosyさん

本記事は、2016-07-28掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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