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関節痛・腰痛

最近注目のリウマチ治療薬「生物学的製剤」とは?どう使う?効果は?

 

リウマチの治療薬として、最近生物学的製剤に注目が集まっています。この生物学的製剤は、注射というかたちでしか投与できない薬です。

 

 

生物学的製剤はタンパク質

 

リウマチでは、過剰に産生されるサイトカインが原因となって関節破壊がおきていることがわかってきました。人のからだを守っている免疫システムの一部である「抗体」は、狙う対象だけに結びつく性質を持っています。生物学的製剤は、リウマチで過剰に産生されるサイトカイン(TNF-α、IL-6)と結合して、その働きを押さえます

 

タンパク質は体内に入りにくい

 

抗体はタンパク質でできています。タンパク質は、一般的な薬と比べて、その分子の大きさが桁外れに大きく、また安定性も低いので、薬として用いるのが難しいものでした。バイオテクノロジーの技術革新によって、人工的に目的の抗体を作り出し、薬のかたちにすることはできるようになりましたが、口から飲んでも胃や腸で消化されてバラバラになり、薬として効果を得ることはできません。身体の中で作用させるには、直接血液中や患部に注射して入れる必要があるのです。

 

 

効果が出るのが早い生物学的製剤

 

一般に、リウマチの治療薬は効果が出るまでに時間がかかるものが多いのですが、生物学的製剤は即効性があるとされています。点滴や注射で投与し、翌日には効果が出る人もいるようです。生物学的製剤は、定期的に投与しなければなりませんし、前提として他の抗リウマチ薬との併用であり、数年継続するのが一般的です。

 

 

新しいタイプの抗リウマチ薬である生物学的製剤は、新しいものが沢山出てきていますが、いずれも感染症にかかりやすいこととアレルギー性の副作用(発疹など)への注意は十分に必要です。自己注射できるものも増えてきていますが、いずれも高価な薬であり、数年治療を継続することは難しいともいえます。リウマチ治療の中で、必要に応じて取り入れるなど、主治医とよく相談することが大切です。

 

(Photo by://www.ashinari.com/2008/11/23-010458.php)

著者: rosyさん

本記事は、2016-08-03掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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