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アレルギー

柔軟剤や香水の匂いに反応する?化学物質過敏症について

 

化学物質過敏症は、「匂い」に反応する傾向があります。

 

 

「匂いの残る柔軟剤」事件

 

ネット上でも騒がれていますが、ここ数年、香りの残る柔軟剤が増えてきました。また、海外から香料が強い洗濯用洗剤や柔軟剤などが多数入ってきて、ドラッグストアに並ぶようになっています。これらの「香りの持続」が引き金となって、化学物質過敏症になった、体調が悪い、という訴えが増えています。

 

 

「参観日の香水」問題

 

学校の参観日に、多数の保護者の香水の香りが教室に充満し、子どもたちが授業に集中できないとして、学校から「アレルギーが起きる可能性があるため参観日の香水を控えてください」と通知した学校について、賛否両論が起こっています。

 

 

「匂い」への反応の個人差に注意を

 

これらからわかるように、化学物質過敏症に限らず、強い匂いや日常にない香りは、ある人にとっては非常に不快感を引き起こし、多大なストレスを与える結果となります。これがイコール化学物質過敏症かといえば、そうともいえません。その一瞬で、二度と再現されなければ、単純にその匂いが「きらい」なだけともいえます。しかし、職場などで繰り返し「きらいな匂い」に曝された場合の精神的なストレスは、非常に大きなものがあります。その結果として、その匂いに過敏に反応する「化学物質過敏症」となることは十分考えられます。

 

 

好きな匂いには鈍くなる

 

香水などの匂いは、ある人にとっては不快ですが、つけている当人には「すてきな香り」なわけです。匂いは公害にもなります。プライベートな空間で、好きな匂いを使用することは問題ありません。しかし「匂い」に対する感度は、他のどの感覚(味覚、聴覚、触覚、視覚)よりも鈍くなるのが早いことがわかっています。この匂いに対する寛容は、「よい匂い」と感じたときにのみ起き、逆に「嫌な匂い=危険」となった場合には、この寛容が起きない傾向があります。そのため、好きで香水をつけている方では「あまりつけていない」と感じ、それを嫌いな方は「どんどん匂いが強くなっている」と感じる可能性があるのです。

 

 

公共の場での「香り」の配慮を

 

日本人は、あまり強い香りを文化の中で持たずにきました。源氏物語で香を炊きしめすぎる人物が「匂の宮」と揶揄されるように、昔から香りの強弱に敏感であったともいえます。海外と異なり、体臭がさほど強くない日本人であればこその香りの配慮が、公共のばではあってしかるべきではないでしょうか。

 

(Photo by://www.ashinari.com/2012/01/21-356097.php)

著者: rosyさん

本記事は、2016-07-30掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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