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メンタル

麻薬ヘロインにもなる?強い鎮痛作用を持つ「モルヒネ」について

 

薬物依存症は、摂取した薬物が体からなくなるときに起こる離脱症状と呼ばれる不快感やイライラから、また薬物を必要とする欲求が高まる病気です。これは脳に影響する薬物で多く起こる現象です。強い鎮痛作用を持つモルヒネも、依存性のある薬物として知られています。

 

 

芥子からとれるモルヒネ

 

モルヒネは特殊な芥子の未熟な実から抽出されるアヘンに含まれているアルカロイドです。このモルヒネから、依存性の極めて強い麻薬ヘロインがつくられます。

 

 

鎮痛薬として効果の高いモルヒネ

 

モルヒネは鎮痛剤としての効果が非常に高いもので、最近ではがんの終末期治療における疼痛(とうつう)コントロールに大きな力を発揮しています。とくに錠剤や座薬、注射剤、外用薬(モルヒネゲル)などさまざまな剤形の開発で、痛みの持続や強さに応じて疼痛を抑えることができるようになりました。疼痛コントロールには WHOで決められた基準があり、これを守れば依存性が起こらず安全に使用できます

 

 

モルヒネの作用

 

モルヒネは、神経に作用して興奮させ、痛みを感じる受容体で発生した興奮の伝達を遮断することで中枢鎮痛作用を起こします。副作用として、悪心嘔吐、血圧低下、便秘、眠気、呼吸抑制があり、悪心嘔吐は約半数に見られます。眠気はモルヒネ使用後1週間程度持続することがあります。小児には毒性が高く、少量で死に至ることがあるため、取り扱いに注意が必要です。

 

 

戦争中には、負傷による痛みを抑えるためにモルヒネが用いられました。こうした依存性薬物は、内因性の脳内物質と競合して本来の物質以上に強く長時間作用するため、麻薬として快楽のために用いられます。よい使い方をすれば高い効果を持つモルヒネが、麻薬として使用されるのはとても残念なことです。

 

(Photo by: //www.ashinari.com/2009/02/04-013411.php)

著者: rosyさん

本記事は、2016-08-03掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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