健康診断・健康管理
紅茶の疲労回復&ストレス解消効果!靴下で冷え性を予防&改善!乳酸菌、ビフィズス菌など…ヨーグルトの効果!
香りがよく、食後やティータイムに飲むと何だかほっとする紅茶ですが、実際に疲労を回復させたりストレスを解消させる効果があるようです。
カフェインの疲労回復効果
紅茶には「カフェイン」が含まれています。カフェインには脳を覚醒させる作用があり、作業効率をよくしたり眠気を覚ます効果があります。コーヒーや眠気覚ましの栄養ドリンクに入っていることでよく知られていますが、紅茶の場合は抽出後の液体中に含まれるカフェインは同量のコーヒーよりも少なく、効き目もマイルドであると言えるでしょう。とりすぎてしまうと血管が収縮して手足が冷えたり、不眠や不整脈を引き起こすこともありますので、ほどほどにしましょう。カフェインが作用し始めるのは飲んでから30分後くらいになりますので、すぐ効いてこないからといって追加でガブガブ飲んでしまわないようにして下さい。また、ホットで飲む方がアイスよりも吸収がよくなり早く効果がでますし、胃腸に負担をかけませんのでおすすめです。
香りに癒されよう
淹れるとふんわりと良い香りが漂う紅茶ですが、この香りにリラックス効果があるようです。リラックスした時に出る「α波」は、紅茶の香りをかぐことで出る場合があるようです。ストレスが溜まっており緊張状態の時に効果を発揮するでしょう。仕事の合間に煮詰まってしまった脳をときほぐすのに飲用してみるのも良いかもしれません。また、ハーブの茶葉をブレンドしたものだと、より奥深い味わいとハーブによる効能を得ることができるでしょう。ローズヒップをブレンドしたものであればビタミンによる美容効果、ペパーミントであれば口や胃がよりスッキリとしてリフレッシュできる、といった効果が期待できるでしょう。
カフェインで疲れをとったり、香りでストレスを解消させたりといった効果がある紅茶ですが、自身の状態に合わせて茶葉を選んだり抽出時間を変えたりしながら飲用してみてはいかがでしょうか。
ふくらはぎを温めることが大切!長めの靴下で冷え性を予防&改善
冷え性の人が一番気を付けたいのは、季節を問わず足を冷やさないこと。足を冷やさないために最も手軽なのは、なんといっても靴下を履くこと!では、どんなふうに靴下を履くと、冷え性対策に良いのでしょうか?
靴下の丈がポイント
「3足1000円」などで売られている一般的な靴下の丈は、すねの下3分の2くらいのものが多いですね。でもこの丈、じつは短すぎます。本当に温めたいのは、ふくらはぎ。靴下を履いていても足が冷えるという人は、ふくらはぎを覆うハイソックスやサポーターで、ふくらはぎを温めるようにしてみてください。
どうしてふくらはぎ?
ふくらはぎは、新鮮な血液を心臓から足先へ送り、足先から心臓へ血液を押し戻すためのポンプの役目をしています。しかし、ふくらはぎは筋肉が少ないわりに表面積が広いので、血液を冷やしやすいのです。また、寒さによって血管が収縮すると、血流が滞りがちになり、新鮮な血液は足先へ届きにくく、足先の老廃物は戻りにくくなります。足の指や足首を動かす筋肉もふくらはぎにあるだけでなく、足裏に負けないくらいのツボがふくらはぎにはあります。そんなふくらはぎを温めることは、体温をあげて免疫力を高めるとともに、全身の血液循環を改善し、肩こりや冷え性の改善にも効果があるとされています。
便利なふくらはぎ用サポーター
休日はいいけれど、平日は難しい…という人は、ふくらはぎ用のサポーターを活用してみてください。足元はストッキングでも、パンツの裾に隠れて見えないふくらはぎ部分はサポーターでしっかり温めることができます。
足首ウォーマーで三陰交のツボを温める
内くるぶしの一番盛り上がった部分から、指を4本並べたあたりに、女性にとって大切なツボである三陰交のツボがあります。ここは子宮をあたため、血のめぐりを良くし、栄養の吸収も高めるツボとされています。
普通の丈のソックスでは、ちょうど出てしまうくらいの場所にあるこのツボ。ハイソックスやふくらはぎ用サポーターを用いて、しっかりカバーしてあげたいところです。ふくらはぎ用のサポーターでは見えてしまう…という人には、かわいらしい足首用サポーターや足首用ウォーマーが出回っていますので活用してみてください。
指先の基本は5本指ソックス
足指の冷えには5本指ソックスがおすすめ。
本気で冷え対策をするなら、シルク素材の5本指ソックスを履いた上に綿素材の5本指ソックスを重ね、さらにシルク+綿の靴下を履くという4枚重ねにすると冷えがかなり解消できます。この4枚をセットにした「冷え取り靴下」なども市販されています。
さまざまな靴下を組み合わせて、冷えに備えてみてはいかがでしょうか。
乳酸菌、ビフィズス菌など…プロバイオティクス食品の摂取が全身に与える影響とは
プロバイオティクスは微生物の一種で、人間にとって有益な作用のある微生物やその製品の呼び名でもあります。
主に乳酸菌、ビフィズス菌などがプロバイオティクスの代表で、腸内環境を整えるのに活躍しています。
そんなプロバイオティクスが、全身にどのような影響を与えているのかを見ていきます。
ガンの再発を抑制する効果がある
プロバイオティクス食品の代表選手である乳酸菌には、ガンの抑制効果があることがわかっています。
岡山大学の研究では、上皮性膀胱がんの患者を対象にして、500日間再発の有無を観察しました。
結果的に、プロバイオティクスを摂取していた人とそうでない人では、再発率が26%も違うことが分かったのです。
プロバイオティクス摂取群は再発率57%、非摂取群が83%の再発率となりました。
なお、プロバイオティクス摂取群の方が再発までの日数が長いこともわかりました。
(参考:オハヨー乳業 基礎研究室 http://www.ohayo-milk.co.jp/labo/07_column/index.html)
腸内環境改善で自律神経系にもアプローチ
プロバイオティクス食品・製品は、腸内環境を改善することで、全身の自律神経系機能にも効果的にアプローチ可能です。
例えば、自律神経系のうち交感神経ばかりが優位になっていると、体が緊張しやすいです。
プロバイオティクス食品・製品で腸内環境を整えると、適宜副交感神経が働きやすくなり、体の緊張が取れリラックスしやすくなります。
乳酸菌やビフィズス菌などは、ヨーグルトに含まれることが多いですが、キムチや納豆などの発酵食品にも含まれています。
さまざまな食品から、プロバイオティクスの微生物を摂取してみてください。
目的に応じて乳酸菌を選ぼう!風邪や歯周病に効果?各種市販のヨーグルトの効果とは
人間の腸内には数百種類(100兆個以上)にも及ぶ細菌がいることが分かっており、その細菌叢の種類によって、体の代謝や免疫、脳などの働きにも大きな影響を与えるといわれてます。近年では、臨床試験により『乳酸菌LG21』が免疫向上に有効であった例や、『乳酸菌LS1』が歯周病を改善させた例など、目に見える形での効果が確認されているようです。以下では、市販のヨーグルトに含有されるプロバイオティクスにどのような効果があるのか、個別に見て行きたいと思います。
市販のヨーグルトの代表的な効果について
前述のように、プロバイオティクスには様々な効果が期待でき、毎日のヨーグルトの摂取で簡単に腸内環境の正常化と病気を未然に防ぐ手助けを行うことが出来ます。一度、市販のヨーグルトを購入すれば、牛乳と余った菌種を使用し、安価で培養することも出来ます。プロバイオティクスを上手に用いることで、健康な体を維持していきましょう!
(Photo by: [http://www.ashinari.com/2008/10/29-009849.php])
著者: カラダノート編集部