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関節痛・腰痛

「抗リウマチ薬アザルフィジン」の皮膚への副作用

リウマチの治療薬アザルフィジンを服用すると、皮膚に副作用が出ることがあります。

 

高頻度で発生する皮膚障害

アザルフィジンを服用すると、1ヵ月で約70%に、3ヵ月では約90%に皮膚障害が副作用として現れます。そのうち、重篤なものはつぎのようなものです。

 

皮膚粘膜眼症候群(Stenvens-Johnson症候群)

失明の恐れや後遺症も心配されます。

 

中毒性皮膚壊死融解症(TEN)

薬疹の中で最も重症なもので、全身の皮膚が赤くなり、こするだけでずるっと皮膚が向けたりします。全身の皮膚の30%以上がこうしたやけどのような状態になることをTEN(Toxic epidermal necrolysis)といいます。

 

皮膚が緊張し、やけどのときのような灼熱感や疼痛があります。早期に大量のステロイドによる治療が必要です。

 

紅皮症型薬疹

剥脱性皮膚炎ともいい、全身の皮膚の90%以上が落屑(ぽろぽろと皮膚が剥がれ落ちる状態)を伴って赤くなります。症状は急激に全身に広がり、発熱を伴います。

 

副作用が出たらすぐに医師に相談を

脱毛、発疹、そう痒感、紅疹、口内炎、じんましんなど比較的軽い症状を含めると、非常に多様な皮膚への副作用がアザリフィジン服用時に出ます。かゆみや発熱、発疹、口内炎などが出たら、すぐに医師に相談しましょう。

 

対処としては、一時的にアザリフィジンを中止、場合によっては他の薬に変更します。また、輸液で水分と電解質を補給し、皮膚の症状にはステロイド剤を使用して症状を抑えます。

 

アザルフィジンは妊娠初期にも使用でき、比較的副作用が少ない有効な抗リウマチ薬ですが、人によっては副作用が激しく、使用を続けることができないケースもあります。使用を開始したら、医師の注意を守り、慎重に服用を続けることが大切です。

(Photo by: //www.pakutaso.com/)

著者: カラダノート編集部

本記事は、2016-08-02掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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