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生活習慣病

糖尿病治療の画期的な新薬「DDR-4阻害剤」をご存知ですか?

糖尿病それ自体はあまり怖い病気ではありません。しかし、合併症を発症してしまうとたちどころに極めて恐ろしい病気になります。

特に3大合併症と言われるものは、重大な症状を招きますから、放置していると命が危険にさらされることも珍しくはありません。

 

また、この3大合併症のうちの糖尿性腎症では腎臓機能を阻害しますから、進行すると人工透析が必要になります。

では、この人工透析を受けるにあたっての費用とはどれほどかかるものなのでしょうか。

 

◆人工透析にかかる費用はいくら?

腎不全になり人工透析を受けるに当たり、週に3~4回は病院やクリニックに通院する必要が出てきます。そしてそれは一生のお付き合いとなり、腎移植を受けない限り中止することは出来ません。

 

そんな人工透析にかかる費用ですが、通っている病院やクリニックによって多少の差はありますが、だいたい1ヶ月に30~100万円ほどと言われています。

驚きの金額ですが、もちろん医療保険で賄われますから、患者さん本人の実質負担額は上限1万円と言われています。ただし、注意しなければいけないのですが、収入の多い人の場合だとこの上限が2万円になるそうです。

 

また、人工透析以外の検査や医療費の上限負担額は2万円とされています。治療の金銭的負担はあまり無いように思われるかもしれませんが、人工透析に費やす時間は1回あたり3~4時間と長いために、思うように仕事ができずに収入が減ってしまう人もいるようです。

 

加えて、人工透析を受けるために医療機関に出向くためにはそれなりの交通費もかかります。そのため、決して負担が軽いとは言えないのが人工透析になります。

 

このように人工透析はお金だけでなく時間的な負担も非常にかかります。

人工透析を受けずに済ませるためにも、糖尿病を発症してしまったら、自覚症状がなくても医師の指示に従って運動療法や食事療法などの治療にしっかりと取り組んでくださいね。

 

血糖値の変動に気を付けて!糖尿病治療で気をつけること

糖尿病にかかってしまうと、患者さんは普段の生活でどのような変化があり、どのようなことに注意すべきでしょうか。

 

【低血糖への備え】

糖尿病治療は血糖値を下げることが目的ですが、治療の効果により逆に低血糖を引き起こしてしまうことがあります。

インスリン注射や経口血糖降下薬を行うタイミングがずれる・食事の時間や量がいつもと違う・激しい運動など、ちょっとした理由で低血糖になることがあります。こん睡状態に陥る危険もあるため、キャンディーや角砂糖、ジュースなど糖分を摂取して改善を図りましょう。

 

【シックデイ】

糖尿病治療中に風邪などの病気にかかると、それまで安定していた血糖値も急に変動が激しくなります。ヒトの身体は病気をやっつけようと、さまざまなホルモンを分泌します。これらのホルモンの存在や、病気による小食、下痢などの脱水症状などの要因が重なって、血糖値が高くなってしまいます。

 

<ひどい症状>

・ケトアシドーシス昏睡(高血糖とケトン体の増加で血液の酸化が起こる)

・非ケトン性高浸透圧性昏睡(脱水症状から高血糖となる。高齢者に多い)

 

<シックデイの過ごし方>

・体を温める

・食事の量を減らさない

・水分、電解質を摂る

(電解質イオンを含む栄養素…ナトリウム、カリウム、カルシウム、クロール)

 

【感覚麻痺】

神経障害の合併症により手足のしびれや感覚麻痺が起きやすいため、冷感や温感が鈍ります。特にやけどは危険です。

お風呂の温度は湯加減を十分確かめて入浴する、ストーブは低温やけどに注意して下さい。

 

【フットケア】

足先の感覚が鈍ることや、血行障害による足病変に備えましょう。

・足の指は常に清潔に保つ

・靴ずれ防止のために、爪を短く切る

・自分に合った靴を履く

・湯たんぽは熱すぎない温度で

 

~仕事と糖尿病~

仕事をしていると、食事療法を行うことが難しい場合もあります。また試食が多い仕事や、酒席への参加、出張が多いなど治療にマイナスな事も多いでしょう。

しかし糖尿病は、悪化させると合併症などに苦しむことになります。健康を第一に考え、昼食は弁当を持参する、アルコールは断るなど自分でできる工夫をしましょう。低血糖昏睡の危険がある人は運転を控え、運転する場合は飴などの糖分をすぐ食べられるようにしておきましょう。

 

1型糖尿病女性(日本・アメリカ)の平均寿命の比較と治療法

一般論として、1型糖尿病患者の平均余命は、健常者よりも15年短いとされています。では、日本とアメリカの特に女性ではどのような差があるのか、治療法とともにご紹介したいと思います。

 

糖尿病は寿命を縮める

若い女性が減量のためにインスリンを減らして激ヤセしたり、低血糖の恐怖のために指示されたインスリン単位を守らなかったりすることにより、さらに10年以上も平均余命が短くなることもあるとの発表がありました。

 

日本の女性の場合

日本では糖尿病の女性の平均余命は68.4歳と一般的な日本人の寿命よりも15年ほど短いことが発表されています。

 

アメリカの女性の場合

アメリカでは、2004年誕生の女性の平均余命が80.4歳で、必要なインスリンを制限しない女性の平均余命は58歳、勝手にインスリンを減らしてしまう女性は45歳と、顕著に平均余命が短いとの発表がありました。

 

また、インスリンを制限してしまう女性は制限しない女性に比べて死のリスクが高く、腎臓や足のトラブルも増えることが分かりました。

 

つまり、アメリカの1型糖尿病の女性より、日本の1型糖尿病の女性の方が平均余命が10年ほど長いことが分かりました。

 

1型糖尿病はインスリンが重要

2型糖尿病のように過度な食事療法や運動療法はあまり有効ではありません。

インスリンがカギとなり、生活に合わせたインスリン療法が主な治療法になります。

 

決まった時間に決まった量を注射するのではなく、例えば食欲がない時は注射する時間を食後にずらして食事の摂取量に合わせて打つ、おやつの時にも打つ、外食などのエネルギーの高い食事の時には増量して打つ、血糖が高値の時に1?2単位追加で打つなど、様々な生活場面においてコントロールしていく方法です。

 

しかし、こうした調節ができるためには、自己血糖測定によって色々な生活場面において血糖の動き体験する必要があります。

 

血糖コントロールと合併症がカギ

糖尿病はそれ自体が寿命を短くする病気ではなく、合併症で亡くなることが圧倒的に多いです。糖尿病を持ちながら、しっかり血糖コントロールを続ければ、重大な合併症にもならずに、何十年も元気に暮らしている方もたくさんいます。

 

つまり、血糖コントロールと不摂生をせず規則正しい生活を送り、糖尿病による合併症を防ぐことが重要になります。

 

一生続けなければ意味がない、糖尿病治療!画期的な新薬「DDR-4阻害剤」知ってますか?

糖尿病を甘く見ているととんでもないことになる理由のひとつが、

その治療費です。 

 

●一度かかったら一生涯、投薬を続ければならない      

糖尿病の薬はいったん飲み始めると数十年、一生飲み続けなければ意味がありません。

インスリン注射も同じです。さらに人工透析を始めることになったら、通常は2日に1回程度通院し、毎回4~5時間かけて治療を受けることになります。透析にかかる費用は1回(4~5時間)2万2,350円。年間400万円以上もの大出費にもなります!

 

●複数の薬を同時に服用することが多い

血糖値を下げる薬に合併症を防ぐ薬…。

糖尿病が進行するにつれ、最初は1,2種類で済んでいたものがどんどん増えていきます。合併症が出れば、さらにその薬も。病気を進行させないよう、10種類以上飲むのもめずらしくないのです。

 

最近、画期的な新薬として話題となった「DDR-4阻害剤」が2011年7月、日本でも自由に処方できるようになりました。

「DDR-4阻害剤」とは、簡単に言うと、血糖値のコントロールをする「インスリン」と「グルカゴン」の分泌に関与する消化管ホルモン「インクレチン」を分解する酵素を阻害する薬です。今後はインスリンをはじめ、他の糖尿病薬との併用も進むことでしょう。糖尿病は長期治療が原則となる生活習慣病だけに、今後どの製薬会社もしのぎを削って開発し、次々と新作を打ち出してくるでしょう。いまや40歳以上の男性の3人に一人は糖尿病予備軍といわれていますので、糖尿病薬マーケットは、製薬会社にとってとてもおいしい市場なのです。

 

自分自身だけでなく、国の医療費を抑えるためにも、さっそく特定健診と特定保健指導を受け、生活習慣を改善しましょう。特におなか周りの脂肪が気になる人は、いますぐ健診を受けることをおすすめします。

 

(Photo by: [http://www.ashinari.com/2008/11/07-010090.php])

著者: カラダノート編集部

本記事は、2017-04-03掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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