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育児・子供の病気

ワクチンによって防げる肺炎がある!予防接種で防げる子どもの肺炎を知ろう

ワクチンによって防げる肺炎があることをご存知ですか?ここでは肺炎をワクチンで予防することについてまとめてみました。

 

肺炎って?

肺炎は、細菌やウイルスの感染によって起こる呼吸器の疾患です。感染のほかにも、食べ物の誤嚥(ごえん)や薬物などの原因によって起こることもある、小児にはとてもメジャーな病気です。

 

 

開発途上国においては、肺炎は小児の重大な死因で、世界中で約400万人の小児がなくなっているといわれています。しかし日本では、さまざまなワクチンの導入や抗生物質などの薬剤により、肺炎で亡くなる子どもの数はぐっと少なくなりました。

 

では、どのようなワクチン接種で、肺炎を予防することができるのでしょうか。

 

肺炎球菌ワクチン

肺炎球菌は、集団生活をする年齢になったほとんどの子どもの上気道部に常在しているようなポピュラーな菌ですが、何らかのきっかけで肺炎や髄膜炎などを引き起こすことがあります。

 

子どもの細菌性肺炎の原因として、最も多いのが「肺炎球菌」です。

 

肺炎球菌には90以上の種類がありますが、現在使用されているワクチンには、特に重篤な肺炎球菌感染症を引き起こすことが多い、7種類の肺炎球菌に対して予防効果があります。

 

ワクチンの普及に伴い、小児の肺炎球菌による髄膜炎は、2008~2010年は10万人(5歳未満)あたり約2.8人から、2012年には約0.8人と、73%も減少しています。

 

インフルエンザ菌b型(Hib)ワクチン

Hib髄膜炎のイメージの強いインフルエンザ菌b型は、肺炎球菌と同様、乳幼児の上気道部に常在していることの多い細菌で、4~5歳では肺炎球菌に次いで多い、細菌性肺炎の原因菌となっています。

 

インフルエンザウイルス

毎年冬場に流行が起こるインフルエンザ。小学生以上の子どものウイルス性肺炎では、インフルエンザウイルスによるものが最も多いとされています。

 

インフルエンザウイルスの予防接種は、インフルエンザ感染症の重症化の予防につながるとされており、インフルエンザが引き金となって肺炎になるのを防ぐ効果があるといわれています。

 

ただし、小児への抗体の定着率は低く、20%台ともいわれており、ワクチンの予防効果を疑問視する意見もあるようです。

 

RSウイルス

RSウイルスは小児の細気管支炎の原因として最も多く、70%ほどを占めます。

 

「冬場の風邪」としてポピュラーなウイルスで、1歳までに70%が、2歳までに100%が一度は感染すると言われています。一度では十分な抗体が得られないため繰り返し発症しますが、感染のたびに症状は軽くなり、5歳以上では重症化することはなくなります。

 

ただ、早産児や呼吸器疾患のある乳幼児などは重症化することがあり、これといった治療法がないことから、ワクチンを接種することで重症化を予防することがあります。

 

肺炎の予防には、ワクチンだけでなく手洗いが何よりも重要。必要なワクチン接種と併せて、日ごろからの手洗いうがいを通して予防に努めたいですね。

 

(Photo by:足成

著者: seasideさん

本記事は、2016-08-02掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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