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気になる病気・症状

インフルエンザから起こる「インフルエンザ肺炎」とは?

 


インフルエンザは、通常は数日間の症状ののちに軽快しますが、怖いのは合併症です。

合併症には急性気管支炎、細気管支炎などがありますが、最も頻度が高く、重症化しやすいのが肺炎です。「インフルエンザ肺炎」と呼ばれる肺炎についてまとめてみました。

 

死亡率さえも上がる「インフルエンザ肺炎」

インフルエンザが大流行すると多数の死亡例がでることは、古くから言われてきました。1918年のスペインかぜでは世界中で2,300万人~4,000万人の死者が、1957年のアジアかぜの際には米国だけで70,000人の死亡が確認され、そのほとんどが肺炎によるものとされています。


インフルエンザが流行すると、その年度内の予想死亡数より多い死亡、いわゆる超過死亡が発生します。その多くが高齢者に占められ、80%以上が65歳以上の高齢者のインフルエンザ肺炎とみられています。

 

高齢者に多いインフルエンザ肺炎

インフルエンザ肺炎は、一般的に小児や成人ではあまり発症することはないと言われています。しかし高齢者の場合は、インフルエンザに感染、発症した高齢者の17.4%~25.6%でインフルエンザ肺炎を併発すると言われており、死亡に至る例も少なくありません。

 

インフルエンザが肺炎を引き起こすわけ

インフルエンザ肺炎の原因は、インフルエンザウイルスそのものによるものも確認されていますが、ごく少数で、ほとんどの場合は細菌の二次感染による細菌性肺炎とされています。


インフルエンザウイルスは呼吸器の粘膜に感染するウイルスで、粘膜の細胞に感染・増殖し、その細胞を破壊します。このため粘膜のバリアが崩れ、細菌感染しやすくなるとされています。


高齢者は加齢により呼吸器機能が低下していることや、加齢に伴い免疫機能も低下していることなどから、二次感染を引き起こしやすいといえます。

 

 

インフルエンザ肺炎を予防するためには、インフルエンザに感染しないよう気を付けることが大切。ワクチン接種や、流行期は人混みを避け、手洗いうがいを徹底するなど、インフルエンザ予防が大切になりそうです。

 

Photo by://www.ashinari.com/2013/02/13-376341.php

著者: seasideさん

本記事は、2016-08-01掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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