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肺炎予防のためにもインフルエンザ予防を!インフルエンザ肺炎について

肺炎は日本人の死因の第4位。肺炎を引き起こす原因はさまざまですが、そのひとつに、冬季に流行するインフルエンザへの感染があげられます。肺炎予防のためにインフルエンザを予防した方が良いのはなぜでしょうか。

 

インフルエンザの合併症「インフルエンザ肺炎」

インフルエンザが流行すると、その年の予測死亡数を超える死亡数、いわゆる超過死亡が発生します。超過死亡の内容を検討すると、65歳以上の高齢者に占める肺炎、もしくはインフルエンザによる死亡が、80~90%以上を占めるという報告があります。インフルエンザが大流行すると、肺炎で死亡する高齢者が非常に多くなるということです。

 

インフルエンザ肺炎とは

インフルエンザ肺炎といっても、インフルエンザウイルスが直接肺炎を引き起こすことはとても少ないといわれています。インフルエンザに併発する肺炎は、大きく3つに分類されます。

・ウイルス性肺炎

数は少ないものの重症になります。インフルエンザの症状が出現後、1~2日後に呼吸困難、チアノーゼが出現、急速に低酸素血症が進行して死に至ります。インフルエンザ肺炎全体のなかでは、非常に少ない症例とされています。

 

・混合感染型肺炎

インフルエンザウイルス感染に細菌感染が加わって肺炎が起こります。インフルエンザの症状が現れたあと、3~4日を過ぎて、普通なら回復していく頃になっても熱が下がらず、咳や痰の量が増加し、膿性の痰が見られるようになってきます。

 

・二次性細菌性肺炎

インフルエンザの症状がいったん治った後に、再び発熱し、呼吸器症状が現れます。インフルエンザウイルス感染によって、気道と全身の抵抗力が下がることによって細菌感染し、発症するとされています。

 

インフルエンザ肺炎のほとんどは、この二次性細菌性肺炎とされています。10日以上発熱が持続する場合では50%近くが、いったん解熱して再発熱した場合では、60%近くが肺炎を合併していたという報告もあります。

 

健康な成人にとっては数日のガマンで済むことの多いインフルエンザも、高齢者にとっては肺炎を併発するリスクの高い病気。流行期には人ごみに行かない、手洗いうがいを徹底する、加湿する、早寝早起きを心がけるなど、感染防止に努めたいですね。65歳以上は自治体によってワクチン接種費用を助成しているところもあるので、ワクチンを接種し予防するのもひとつです。

 

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●肺炎はうつる?知っておきたいさまざまな肺炎!

 

(Photo by://www.ashinari.com/)

著者: seasideさん

本記事は、2016-08-01掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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