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気になる病気・症状

温泉やスパ、ジャグジーで感染?レジオネラ肺炎とは

スパやジャグジーなどで、「レジオネラが検出されたため、営業を停止しています」といった張り紙を目にしたことがある人もいるのではないでしょうか。レジオネラは、肺炎を引き起こすことのある病原微生物。レジオネラ肺炎の80%は温泉で起こっているといわれています。どのような肺炎なのでしょうか。

 

◆ホテルで発生したレジオネラ肺炎

レジオネラ肺炎は、1976年にフィラデルフィアのホテルで行われた、軍人集会で集団発生した肺炎に対して命名されました。欧米でレジオネラは、肺炎を起こす微生物として認識されており、日本でも肺炎に占める割合は5%~10%前後にのぼります。

 

◆24時間風呂で有名になったレジオネラ

レジオネラ肺炎の発生のうち、感染源が特定された69例では、温泉などの入浴施設が52例(75.4%)、家庭用循環風呂が10.1%と、24時間循環保温するタイプの風呂が原因のほとんどを占めていました。

 

繰り返しお湯を循環させることにより、水道水の残留塩素濃度が低下することや、水が停滞すること、レジオネラ菌が繁殖しやすい25~42℃に水温が保たれることなどが原因として挙げられます。近年では、病院や老健施設などの給湯設備、入浴設備の危険性も指摘されています。

 

◆レジオネラ肺炎の症状

症状はレジオネラ以外の細菌による細菌性肺炎と似ていますが、病状の進行が速く、重症化することが多いという特徴があります。悪寒や高熱、全身倦怠感、頭痛、筋肉痛などの症状が先にあらわれ、それから乾いた咳、痰の絡んだ咳、血液の交じった咳が出たり、重症化すると呼吸困難や胸の痛みが現れます。

 

温泉旅行の後に高熱や咳が現れた場合は、レジオネラへの感染も考えられます。適切な治療につなげるために、医療機関を受診し肺炎と診断されたら、温泉旅行に出かけたことを報告するようにしましょう。

 

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●肺炎はうつる?知っておきたいさまざまな肺炎!

 

(photo by://www.ashinari.com/)

著者: seasideさん

本記事は、2016-08-01掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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