カラダノートみんなの役立つ予防法や対処法
  1. カラダノートTOP >
  2. 妊娠・出産 >
  3. 出産 >
  4. 分娩 >
  5. 無痛・和痛 >
  6. 欧米では普通?無痛分娩・和痛分娩での出産

妊娠・出産

欧米では普通?無痛分娩・和痛分娩での出産

出産するときの痛み「産痛」には、子宮が収縮したり子宮口が開くときに起こる「陣痛」と、胎児が産道を通って出てくるときに、産道の周囲の筋肉や靭帯が引っ張られて痛む、という2種類の痛みがあります。

 

出産の痛みや出産に要する時間は人それぞれで、数時間で終わってしまう安産の人から1日以上かかる難産の人までいます。 

 

無痛・和痛分娩 

日本ではまだあまり浸透していませんが、欧米では出産の際に「無痛分娩」や「和痛分娩」を選択する人が、非常に多いということご存知でしょうか?

 

日本人は一般的に痛みに強いと言われており、「お腹を痛めてこそ」といった考えを持つ人が多いため、無痛分娩はなかなか浸透しにくいといわれています。ですが、昨今の出産方法の多様化にともなって、無痛分娩や和痛分娩を選ぶ人が増えてきています。

 

無痛分娩は痛みをほぼ感じない分娩、和痛分娩は字のごとく、痛みを和らげながらおこなう分娩とされていますが、病院によっては同じ意味で使用されているところもあるようです。  

 

無痛(和痛)分娩の方法 

無痛(和痛)分娩では、分娩中に麻酔を注入するためのカテーテルを硬膜外腔に挿入したり、麻酔の前に点滴や検査をしたりと事前処置が多く必要なことから、計画出産を勧められることがほとんどです。

計画出産の日程は、正産期に入ったころ、まだ陣痛が来る可能性が低い時期に指定されるため、37~38週初期が多いようです。

 

硬膜外麻酔は陣痛を阻害することなく痛みのみを取り除くことができるといわれています。また、お腹から下のみ麻酔がかかるので、母体の意識ははっきりしています。ですが、麻酔の効き方には個人差があり、麻酔を注入するタイミングによっては、痛みをうまく取り除くことができないこともあるようです。  

 

無痛(和痛)分娩のメリット・デメリット 

無痛(和痛)分娩のメリットは、母体の痛みからのストレスやエネルギー消費を最小限におさえ、リラックスすることができることでしょう。母体がリラックスすると、胎児の血流もよくなるといわれています。また、産後の育児に体力的な余裕をもって取り組むことができるというメリットもあります。

 

デメリットとしては、やはり薬を使用するため、母子に影響が全くないとは言いきれないことでしょう。また、正産期とはいうものの、陣痛促進剤を使用した人工的な分娩になるため、なるべく自然なかたちでのお産を希望する女性には不向きと言えます。

 

他にも、麻酔を使用するタイミングが難しく、場合によっては陣痛の進行を阻害してしまうこともあり、余計な陣痛促進剤を使用することになったり、お産が長引いたりするという可能性もあります。

 

 

無痛(和痛)分娩は、痛みを取り除いてくれるという点では優れているかもしれませんが、大切なのは、良い点だけではなくしっかりとリスクも把握しておくことです。 どの出産方法を選択するにしろ、メリットとデメリットをしっかりと調べ、母子両方にとって安全な出産を選択しましょう。 

 

(Photo:[//medical.i-illust.com/image_33.htm])

著者: fuji-444さん

本記事は、2016-07-30掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


通報する

無痛・和痛に関する記事

分娩麻酔を使用した出産について

    欧米では主流と言われる、痛みを消すために麻酔を使用する分娩のことを「...

出産の痛みが軽減できる!?無痛分娩の費用はいくら?

日本では「お腹を痛めてこそのお産」という考え方もまだまだ根強いためか、無痛分...

無痛・和痛の体験談

無痛分娩への理解のない親たち

義両親への妊娠報告の際、どういう風に産むの?と聞かれたので「無痛で〜」と話したら「ぇええ??」と。 ...

無痛分娩、いいですよー!

まだまだ日本には無痛分娩が普及していませんが、興味がある人はたくさんいるかと思います! 私の母...

カラダノートひろば

無痛・和痛の関連カテゴリ

ブックマークは20件まで登録可能です
トップへ戻る