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汗疱(異汗性湿疹)の原因「ビオチン欠乏症」って?治療法は?

◆汗疱(異汗性湿疹)ってどんな病気?

はじめに、汗疱(異汗性湿疹)とは、手のひらや足の裏などに痒みを伴う小さな水疱が生じる湿疹性の皮膚疾患のことをいいます。この水疱は左右対称に生じ、放置していると乾燥してガサガサになります。

 

先程もいいましたように、手だけでなく足にも現れることもありますから、水虫と混同されがちですが、菌が原因としてあげられませんから感染する心配はありません。

また、水疱が出現する初期には非常に強い痒みといった不快感を伴います。

 

そんな汗疱(異汗性湿疹)ですが、その原因の一つとして「ビオチン欠乏症」が挙げられます。では、そのビオチン欠乏症とは何なのでしょうか?

こちらでは、ビオチン欠乏症について着目してみました。

 

◆ビオチン欠乏症とは

・そもそもビオチンって何?

汗疱(異汗性湿疹)の治療法を知ろうとネットで検索してみると、「ビオチン」という単語をよく目にするかと思います。

このビオチンとは、ビタミンHと呼ばれるビタミンB群の1つです。

また、このビオチンは体内のブドウ糖、アミノ酸、脂肪酸を代謝する時に必要とされるビタミンです。なので、皮膚の形成において重要な役割を果たしているビタミンとも言えます。

 

・ビオチン欠乏症とは

通常、ビオチンは体内で生成されるものですから口から摂取する必要はありません。

しかし、腸内バランスが崩れることにより悪玉菌のほうがビオチンより多くなってしまうとその悪玉菌がビオチンを食べてしまい、結果としてビオチン欠乏症となってしまいます。

 

ビオチン欠乏症になってしまうと、代謝が悪くなってしまいます。そうなると皮膚や骨に異常が起こります。皮膚には汗疱(異汗性湿疹)として現れるんですね。

ですから、汗疱(異汗性湿疹)では、その原因となるビオチン欠乏を治すためにビオチンを経口摂取するビオチン治療が行われます。

 

もともと、このビオチン治療は汗疱(異汗性湿疹)とよく似た掌蹠膿疱症の治療に用いられていました。しかし、汗疱(異汗性湿疹)にも効果があると分かり、汗疱(異汗性湿疹)でも用いられることが増えたそうです。

 

汗疱(異汗性湿疹)の治療法!「ビオチン治療」ってどんなもの?

汗疱(異汗性湿疹)とは、手のひらや足の裏に痒みを伴う小さな水疱が生じる湿疹性の皮膚疾患のことです。

この小さな水疱は左右対称に生じ、放置していると乾燥してガサガサになります。足にも生じることから水虫と混同されやすいですが、菌が原因ではありませんから、感染などの心配はありません。

 

この汗疱(異汗性湿疹)の原因としては主に、ビオチン欠乏症だと言われています。

ですから、治療法として「ビオチン治療」が行われます。

 

◆ビオチン治療のやり方

ビオチン治療は、一部の皮膚科で用いられていますが、そういった皮膚科は残念ながら少ないのが現状です。しかし、皮膚科で処方される薬は市販のサプリメントで十分代用することが出来ます。

 

・一般的な処方(1日分なので、経口摂取の際には3回に分ける)

ビオチン散4.5g(ビオチン9mg)

ミヤBM3g(ミヤリサン120mg)

ビタミンC1g

 

・サプリメントでの代用(1日分なので、経口摂取の際には3回に分ける)

ビオチン15mg(5mgのカプセルを3錠)

ミヤリサン錠12錠(10mgの錠剤12錠)

ビタミンC1.05g(350mgの錠剤を3錠) 

上記からもわかるように、ビオチンの他にミヤリサンやビタミンCも摂取する必要があります。それは何故なのでしょうか。

 

◆ビオチンを摂取する際の注意点

ビオチン治療では、ビオチンを経口から直接摂取します。

しかし、ビオチン治療ではビオチンのみを経口摂取すればいいというわけではありません。

というのも、ビオチン欠乏症の原因で、ビオチンを食べてしまう悪玉菌というのは一部の乳酸菌のことを指します。そして、ビオチンは乳酸菌の餌になってしまいますので、ビオチンだけを摂取していたとしても乳酸菌を増やすだけになってしまいます。

そのため、整腸剤を一緒に服用します。そうすることで腸内の乳酸菌の数を正常値までにコントロールするんですね。この整腸剤としてビオチンと相性のいいものがミヤリサン(ミヤBM)になります。

また、ビタミンCは腸内でのビオチンの吸収を高めてくれますから、ビタミンCも一緒に摂取します。

 

汗疱(異汗性湿疹)の主な治療法であるビオチン治療とはこのようなものになります。汗疱(異汗性湿疹)に悩まされている方は一度お試しになってみてはいかがでしょうか。

 

汗疱(異汗性湿疹)で処方されるステロイド薬の様々な問題とは…

汗疱(異汗性湿疹)は、手のひらや足の裏に小さな水疱が生じる湿疹性の皮膚疾患です。この水疱は手のひらや足の裏に左右対称に生じ、放置しておくと乾燥してガサガサになります。水疱が生じる際の初期段階では、強いかゆみを伴います。

 

このような症状から、汗疱(異汗性湿疹)と皮膚科で診断された場合には、ステロイド剤がよく処方されます。しかし、そのステロイド剤にも様々な問題点があることを皆様はご存知でしょうか?

 

こちらではステロイド剤の諸問題について簡単にまとめました。

 

◆ステロイド剤の様々な問題点とは

・ステロイドの特徴

先程も言いましたように、皮膚科で汗疱(異汗性湿疹)と診断された場合には、大抵の場合ですとステロイド剤が処方されます。

 

このステロイドというものは、皮膚の炎症を抑制してくれるのですが、それと同時に雑菌に対する皮膚の抵抗力を弱めてしまうといった作用もあります。ですから、ステロイド剤を使用することで、かえって二次感染を引き起こし、痒みや炎症を悪化させてしまう場合もあります。

 

アトピー性皮膚炎の治療などでもこのステロイドは使用されます。しかし、長期にわたる使用を続けた場合には、ステロイド依存性やステロイドアレルギー、免疫機能低下などの副作用があることが問題視されています。

 

・ステロイドの使用で症状が悪化?

医師の立場からすれば、痒みや炎症といった表面に現れている症状をなくしてしまうことを第一に考えていますから、抗炎症作用のあるステロイドを処方するのは当然でしょう。

 

しかし、皮膚病というものは全般的に体内の異常や問題が、表面に現れてしまった結果であることが多いため、単に症状を抑えたり無くしただけでは、また再発を繰り返すことが多いのは事実です。

 

汗疱(異汗性湿疹)は足の裏にできることから、水虫と誤診されやすいため、水虫薬を処方されてしまうといったケースが多いです。

 

水虫薬を使用していても全く症状が改善されず、かえって悪化してしまったという患者さんも多いそうです。

 

自己判断での市販薬の使用は無駄?汗疱の治療薬って何?

◆汗疱の治療は市販薬で大丈夫なの?

手のひらや足の裏に小さな水疱が生じ、放っていると乾燥してガサガサになり、次第に皮がめくれる、そういった症状を体験されたことはありますか?

もし体験されたことのある方なら、「足の裏に出来たものだからきっと水虫だろう」と水虫の市販薬で治そうと試みたのではないのでしょうか?

 

しかし、素人判断だけは禁物です。もしかしたら似たような症状を現れる他の病気である可能性もあります。この場合では汗疱という病気が考えられます。

もちろん水虫とは治療法が異なりますから、皮膚科を受診しましょう。素人判断の誤った治療を続けていると、悪化をも招きかねません。

では、汗疱と診断された場合、皮膚科ではどのような薬が処方されるのでしょうか。

 

◆病院での治療法と処方薬

汗疱は突然発症します。そして数週間続くことが多いのですが、受診される方の大半は症状が悪化してから皮膚科を受診される人が多いです。

治療は主に対症療法で、固い角質を溶かす尿素軟膏が使われ、痒みを伴う場合は抗アレルギー薬などが用いられることも多いです。

しかし、どれも自然に治りますから、皮をむしったりしないことが大切になってきます。

 

また、汗疱だと思っていたのにもかかわらずなかなか治らず、痒みが収まらない場合には異汗性湿疹となっていると考えられます。

そうした場合には抗炎症作用のあるステロイド軟膏の外用が必要となってきます。

さらに膿などが生じている場合には、掌蹠膿疱症の可能性もありますから早めに皮膚科を受診するようにしてくださいね。

 

水虫とは症状が似ているものの、水虫とは治療方法が異なるのが汗疱という疾患になります。異変に気づいた時にはできるだけ早く皮膚科を受診することが賢明でしょう。

 

(イラスト by: [http://www.photo-ac.com/])

著者: カラダノート編集部

本記事は、2017-04-03掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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