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女性のカラダの悩み

筋腫分娩とは?~子宮筋腫と出産について~

 

 

いまや女性の3~4人に1人が持つといわれる子宮筋腫。子宮筋腫とは子宮内にできる良性の腫瘍で、月経に依存して大きくなります。近年、初経年齢の低年齢化により子宮筋腫の発症年齢も低下し、不妊の原因となるケースが増えています。

 

 

◆子宮筋腫があっても出産できる?

 

不妊治療で病院を受診して、子宮筋腫がみつかることも多いと言われています。しかし基本的には、子宮筋腫があるからといって、必ずしも手術しなければいけないわけではありませんし、妊娠・出産ができないわけでもありません。子宮筋腫が不妊の原因となっている場合は、筋腫ができる場所や大きさが関係しており、その場合は切除を勧められるでしょう。

子宮筋腫は腫瘍ができる部位によって呼び方が違い、特に受精卵が着床する子宮内膜に大きな影響を与える「粘膜下筋腫」が不妊の原因となることが多いようです。子宮筋腫が小さく、無症状の場合は何事もなく妊娠・出産を終えられる方もいます。不妊で悩んでいる方、月経過多や不正出血、月経痛などで悩んでいる方は一度婦人科を受診しましょう。

 

◆粘膜下筋腫を放置すると「筋腫分娩」に

 

「筋腫分娩」とは、粘膜下筋腫と言う子宮の内側の粘膜下にできる腫瘍が放置されて大きく成長したもので、その重みで引っ張られて茎ができ、子宮外に垂れ下がったような状態になったものです。大きさや位置にもよりますが、粘膜下筋腫は子宮内膜を変形させたり血流を阻害したりするため、不妊や流産の原因になりやすいと言われています。粘膜下筋腫が筋腫分娩の状態になると、普通の子宮筋腫よりもはるかに不正出血の量が増え、貧血の原因となるようです。小さくても症状が大きい粘膜下筋腫は、腫瘍の大きさが徐々に成長している場合は特に注意が必要で、できるだけ摘出を考えた方がよいでしょう。

 

◆粘膜下筋腫の治療方法

 

粘膜下筋腫は、小さくても不正出血はじめさまざまな症状がでることが多く、不妊の原因にもなりやすいため、手術による治療を勧められる場合が多いです。手術方法は大きさにもよりますが、腫瘍が大きい場合や他の部位にも筋腫がある場合などは「腹腔鏡手術」「開腹手術」が行われます。筋腫の大きさがまだ小さい場合は、「子宮鏡手術」麻酔をしないで捻じり切る方法が行われます。妊娠を希望する方で、特に子宮筋腫の好発年齢である30〜40代の人は、子宮筋腫の検査を定期的に受けた方が安心でしょう。

 

このように子宮筋腫があるからといって、妊娠や出産が出来ないわけではありませんが、リスクや不安を抱えてしまうことは事実です。小さいうちから症状が出やすい粘膜下筋腫には特に気をつけましょう。

 

(Photo:[//www.irasutoya.com/2014/01/blog-post_1725.html]

著者: カラダノート編集部

本記事は、2016-07-30掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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