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妊娠・出産

羊水検査より安全な新型出生前診断と検査方法

 

 

出生前診断とは 

出生前診断とは、妊娠10週を過ぎた頃から可能になる、胎児のダウン症などの染色体異常や先天的な病気を調べるための検査です。一番診断が確実で、他の検査で「異常がある確率が高い」と結果が出た場合などに行われる羊水検査では、0.3%の確率で流産や死産のリスクがあると言われています。また、出生前診断のために羊水検査をする場合は、大体18週位までには検査を終えますが、それは検査結果が出るのに2週間以上かかるのと、法律で22週以降は堕胎ができないと決まっているからです。

 

新型出生前診断とその方法 

新型出生前診断は、2013年の4月からスタートした新しい検査方法で、妊婦の採血のみにより高い精度で胎児の染色体の病気が分かり、羊水検査のような流産のリスクはありません。胎児の先天異常の中で、染色体の異常が原因となるものは全体の25%程度です。今回の新型出生前診断では、ダウン症候群、18トリソミー、13トリソミーという3種類の染色体異常の病気が対象です。非確定診断ではあるものの、同じく非確定診断の母体血清マーカー検査では「何分の1」といったように確率で示されるのに対し、今回の新しい検査方法では「陰性か陽性」で示されます。陰性の場合は99.9%以上は異常がないという正確な診断ができるといいます。費用は他の検査よりもかなり高く、21万円程度です。

 

新型出生前診断を受けられる条件 

新型出生前診断は、他の検査と違い誰でも受けられる検査ではありません。それは安易な中絶が広がるのを防止するためで、日本産婦人科学会は、新型出世前診断を受けることができるのは「客観的な理由がある妊婦のみに限る」とし、以下のような指針を発表しています。 

 

・出産時に満35歳になっている高齢妊婦

・超音波などの検査で胎児の染色体異常が疑われる

・染色体異常の赤ちゃんの妊娠経験がある

 

出生前診断は、胎児の生命を左右してしまう可能性もある、とても重大な検査です。検査技術の進歩とともに、安易な中絶が増えないように、色々な知識や生命の尊さ、大切さを教育したり、心のケアなどの精神面のサポートも進められなければいけないでしょう。 

 

(Photo:[//free-photos.gatag.net/2013/11/06/120000.html]) 

著者: カラダノート編集部

本記事は、2016-08-03掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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