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人にも動物にも感染する!人獣共通感染症のエキノコックス症とは?

 

 

世界には様々な感染症がありますが、その中でも人だけでなく動物にも感染する人獣共通感染症というものが存在します。
人獣共通の寄生虫であるエキノコックスもそのひとつであり、エキノコックスに感染した肉食獣の糞便から人に感染し、主に肝機能障害を発生させる危険な感染症なのです。

 

■寄生虫エキノコックスによる感染症

 

●人獣共通感染症
エキノコックス症とは、寄生虫による人獣共通の感染症であり、主にキタキツネや犬猫などを介して人に感染が広がる感染症です。
本来日本の病気ではなく、海外から入ってきた輸入感染症でもあります。

●肝臓に嚢胞
エキノコックスは主に肝臓を病巣とし、肝臓に嚢胞を形成させ肝機能障害を引き起します。
肝臓や胆管の障害によって皮膚の激しい痒みや腹水などの症状が現れることになるのです。
肝臓に形成された嚢胞が破れ内容物が漏出すると、さらにエキノコックスが感染を拡大し、他の臓器に被害を広げる可能性もあります。

●アナフィラキシーショック
体内に入り込んだエキノコックスは、当然人体にとって危険な異物です。嚢胞が破けることで一気に体内に感染を広げる場合、人体が過剰な免疫反応を示し、危険なアナフィラキシーショックを引き起こす危険があります。


感染症というと人から人に感染が広がるものばかりをイメージしますが、このエキノコックスの場合は人から人に感染する可能性はまずありません。注意すべきは感染を仲介する肉食動物であり、日本では狐や犬、猫、ネズミで、特にそれらの動物の糞便がある可能性のある場所は要注意です。糞便に直接手を触れたならば、念入りに洗浄するのはもちろんのこと、糞便が乾燥していればそれが大気中に飛散しないようにし、できる限り近づかないようにしなくてはなりません。

 

(Photo by: //www.photo-ac.com/main/detail/2773)

著者: ヒフミさん

本記事は、2016-07-28掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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