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寄生虫「エキノコックス」の感染経路は実は限定的?感染経路について

 

狐や犬、猫やネズミなど多くの動物を媒介にして感染を広げる、エキノコックスという寄生虫はたしかに恐ろしいものですが、実はその感染経路というものは人にとって非常に限定的なものなのです。

 

■エキノコックスの感染経路


●あくまで経口による感染
エキノコックスは人獣共通感染症であり、主に感染した動物を介して人が感染することになります。
その主な感染ルートは感染した動物によって、汚染された水や食物を経口摂取することによるものです。

●感染した動物から排出される虫卵
エキノコックスが動物に感染した場合、主に内臓に感染し糞便とともに虫卵を排出させるようになります。この虫卵が人体に入り込むことで、初めてエキノコックスが人に感染することになります。

●限定された感染経路
虫卵は経皮感染などはせず、感染した動物の肉を食べて感染することもありません。
虫卵を排出するのはエキノコックスに感染した動物のみであり、人が感染しても虫卵を排出することはなく、人同士で感染を広げることもないのです。

●感染予防対策
エキノコックスの感染予防は、エキノコックスの宿主となった動物が排出した虫卵を、口に入れないよう、手洗いやうがいや食べ物の洗浄などを行い、さらに食べ物の場合は念入りに加熱することで、かなりのリスクを低減することができます。


そもそも感染源となる肉食の動物に触れる機会が現代社会において非常に限定された条件となります。
要注意なのが犬や猫などをペットとして飼っている人ですが、それも常日頃からペットの食事や衛生に気を遣い、動物病院などで定期的にペットを検査することで、かなりの安全性を確保することができるでしょう。
あとは野生の狐などを見かけても、気軽に近づかない様にすれば良いでしょう。
感染症がなくても、野生の動物に不用意に近づくことは危険な行為なので、子供などにも親がきちんと注意しておくことが必要です。

 

(Photo by: //www.photo-ac.com/main/detail/1118?title=%E9%AD%9A&c_id=3)

著者: ヒフミさん

本記事は、2016-07-29掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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