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気になる病気・症状

寄生虫による食中毒「旋毛虫症」の2種類の症状に対する治療法とは?

 

寄生虫は、一度寄生すると人の身体に居座り、様々な害を与えます。
寄生虫が内臓に寄生された場合、有効となるのは薬物療法、いわゆる虫下しとなります。
しかし、旋毛虫の場合は寄生する場所が筋肉であるため、治療開始が遅れた場合単純に薬だけで治療できるとは限らない難病となるのです。

 

 

●旋毛虫による二種類の症状


1.下痢、腹痛
旋毛虫に感染した食肉によって感染した場合、一番最初に旋毛虫が活動するのが小腸であり、成虫となって有性生殖を開始すると強力な下痢と腹痛が発生します。


虫下しによる薬物療法
旋毛虫症の初期、小腸で旋毛虫が有性生殖を行なう段階までは、駆虫薬メベンダゾールが有効です。
駆虫薬を服用することで、小腸の旋毛虫を一気に駆除することが可能となります。

2.被嚢幼虫の筋肉寄生
旋毛虫の生殖により発生したあらたな幼虫は、血液やリンパ液によって全身の筋肉に広がります。そこで被嚢幼虫という状態となり、筋肉細胞に寄生し休眠状態となります。
このとき筋肉は、寄生虫という異物に反応し炎症反応を起こします。


筋肉の被嚢幼虫には
筋肉に寄生し休眠状態になった被嚢幼虫には、メベンダゾールの効果は充分届くことが難しく、治療するには時間が必要となるようです。

このように全身の筋肉にまで被嚢幼虫として感染を拡大した場合、虫下しの薬だけでは治療が難しくなってしまいます。
筋肉に被嚢幼虫が寄生して、筋肉痛や発熱など炎症反応が起こると言うことは、体が被嚢幼虫を異物と認識し、免疫機能を働らかせていると言うことでもあるのです。
被嚢幼虫と免疫機能の戦いは、患者当人にとってはつらいものとなりますが、自然治癒の一環として耐えることになりかねない場合もあります。免疫力を少しでも高めて旋、毛虫に負けない体調を維持することが大切です。



(Photo by://www.photo-ac.com/main/detail/1615)

著者: カラダノート編集部

本記事は、2016-07-29掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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