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気になる病気・症状

寄生虫による食中毒「旋毛虫症」診断に有効な検査には何がある?

 

一度寄生されると、小腸から全身の筋肉に感染を広げる旋毛虫症は、診断は非常に難しい病気です。
検査方法には、寄生した旋毛虫に対する抗体が、血液に出ているか調べる血液検査や、寄生した疑いのある筋肉のサンプルをとり、顕微鏡で調べる検査方法などがあります。

 

■旋毛虫の感染を調べる検査


●旋毛虫寄生は血液に抗体反応が発生
旋毛虫が筋肉細胞に寄生した場合、異物に反応して免疫が働き、旋毛虫に対する抗体が発生するようになります。


▼抗体反応で旋毛虫の寄生を確認
血液検査でこの抗体を見付けることで、筋肉に旋毛虫が寄生していることを診断することができます。


▼抗体を見付けるには時間が必要
血液検査で抗体が見付けられるようになるには、旋毛虫症の症状が出てから二、三週間ほど時間が必要となります。

●筋肉組織のサンプルを検査
筋肉組織の一部をサンプルとして採取し、顕微鏡で調べれば、直接旋毛虫の寄生を確認することができます。
しかし、血液検査同様に感染から四週以上期間が経過しなければならないため、滅多に行なわれることはありません。

●発症以前の食歴を確認
旋毛虫症と思われる症状が発症した以前の、数日の食歴を確認します。旋毛虫感染の可能性を見出す、最も効率の良い検査方法となります。
そもそも、旋毛虫の感染原因となる食肉はかなり特殊な部類となるため、食歴に野生の肉などが含まれていれば、かなり明確な判断が出来るでしょう。



血液検査は、旋毛虫に対する抗体が出るまでに時間がかかりますし、筋肉組織検査にも時間がかかってしまいます。
日頃から詳細に食歴を記録し、発症した際にその記録を直ぐに確認することが最も有効な検査方法と言えるでしょう。

 

(Photo by: //www.photo-ac.com/main/detail/3911)

著者: ヒフミさん

本記事は、2016-07-27掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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