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敗血症による全身性炎症反応症候群とは?

 

敗血症とは一般的に、血液に細菌が感染することによって発症する、感染症の一種です。血液感染によって引き起されるのは、全身の炎症反応、全身性炎症反応症候群です。
血液の流れは全身に及ぶため、細菌に感染し汚染された血液は体中の至る所に届き、それぞれの場所に細菌をばらまくことになってしまいます。

 

■全身性炎症反応症候群


●細菌感染拡大による全身炎症
敗血症とは、別名全身性炎症反応症候群と呼ばれ、細菌など病原体の感染が全身に広がり、重篤な炎症反応を起こし多臓器不全を引き起します。最後には死に至る可能性のある危険な疾患です。

●血液が細菌を運ぶ
全身に細菌の感染が広がる原因は、体内に感染し増殖した細菌が、血管を流れる血液に侵入し、全身に運ばれることあります。

●免疫力の低下
血流によって全身に細菌感染が広がるには、広がるだけの細菌の増殖が必要です。
本来、人の身体には細菌の増殖を抑える免疫機能がありますが、疾患や健康状態、放射線治療や治療薬の副作用などによって免疫力が低下すると、細菌の増殖を抑えることができなくなり、敗血症になりやすくなるのです。

●原因菌は常在菌
敗血症の原因となる細菌は殆どの場合は、元から体内に存在する常在菌です。人体の免疫機能が正常であれば無害な腸内細菌は、免疫機能が衰えることで過剰に増殖し、有害なまでに増えすぎてしまうことがあります。


血液に細菌が入り込むこと自体、その人の免疫力が低下し、血液中の白血球の数も少なくなっていることを示します。そのため、血液によって運ばれた細菌に抵抗する免疫機能も十分ではなく、あっという間に感染が拡大し、全身に炎症を引き起すのです。
そのため、敗血症になった場合は血液の細菌は抗菌薬によって迅速に駆除することが必要となります。

 

(Photo by: //www.photo-ac.com/main/detail/2749)

著者: ヒフミさん

本記事は、2016-07-30掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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