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カテーテルによる敗血症の危険とは

 

血管内に細菌が侵入し、血流を通して全身に感染が広がる敗血症は、一般には細菌感染症が重症化することによって発症するものであると思われています。
しかし特殊な例として、治療の一環として行なわれるカテーテル血管に挿入するという治療法によって医療事故として敗血症となる危険もあります。

 

■血管内カテーテルのリスク


●血管内カテーテル
血管内部に挿入して、薬剤を投与したり、バルーンなどを膨らませ狭くなった血管を拡張するなど、様々な治療に使われる血管内治療方法です。


▼元は血管内部画像診断技術
本来はカテーテルとは、血管内部を画像診断するための技術ですが、その技術を応用して様々な治療を可能としたのが、この血管内カテーテルです。

●血管内カテーテルによる細菌感染
治療目的でも画像診断のためでも、外部からカテーテルを血管に挿入することになるため、細菌感染のリスクが出てきてしまいます。
皮膚の常在菌であっても血管内に入り込んでしまえば、瞬く間に全身に広がり敗血症となる危険性がありあます。


▼カテーテル挿入による感染
カテーテルを挿入する際に、皮膚の常在菌を血管内に侵入させてしまいます


▼カテーテルによって投与する薬剤などの汚染
血管内カテーテルは、血管内の血栓を溶かすための薬剤などを投与する治療にも用いられますが、この薬剤に細菌が混入し汚染されていると、血液に直接細菌を送り込むことになり、敗血症になってしまう場合があります。


血管に直接カテーテルを挿入する血管内カテーテルは、通常ならば守られている血管内部に、細菌を運び込む数少ない機会となってしまいます。
しかし、実際に敗血症になるのは血管内部に細菌が入り込むことだけではありません。血管内部に入り込んだ細菌を押さえ込み、駆除する免疫力が衰えてしまっていることが敗血症になる最大の原因なのです。

 

(Photo by: //www.photo-ac.com/main/detail/1692)

著者: ヒフミさん

本記事は、2016-07-30掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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