カラダノートみんなの役立つ予防法や対処法
  1. カラダノートTOP >
  2. 気になる病気・症状 >
  3. 感染症 >
  4. その他 >
  5. 敗血症による多臓器不全と出血傾向

気になる病気・症状

敗血症による多臓器不全と出血傾向

 

敗血症の症状というと細菌感染による全身の炎症や、死亡の危険のあるショック症状などに目が向きますが、その他にも多臓器不全や、出血傾向などが進行している可能性もあるので注意が必要です。
血液への細菌感染と言うこともあり、血管とそして血液の成分にも大きな影響が及び、血栓が生じやすくなったり、血小板が不足して出血が止まらなくなる深刻な症状が現れることがあります。

 

■敗血症による血液内凝固


●播種性血管内凝固症候群
血管の中を流れる血液には、出血した傷口を塞ぐために凝固する機能を持っています。その凝固反応が血管内部で発生してしまう症状が、血管内凝固症候群なのです。

●敗血症による血管内凝固
血管内に細菌が侵入する敗血症によって、この播種性血管内凝固症候群は発症する場合があります。血管内で血液が凝固し、血栓を発生させ血流を滞らせてしまうのです。

●血流不足による多臓器不全
血栓によって血流が滞ってしまえば、重要な臓器に充分な血液が届かなくなり、多くの臓器が機能しなくなる多臓器不全となってしまいます。

●血小板不足による出血傾向
また、血管内で血栓を作る為に大量の血小板が消費され、血小板不足となる事で、外傷による出血がとまることの無い出血傾向になる場合もあります。



重要な臓器の機能が働かなくなる、多臓器不全はもちろん危険性が高い症状であり、特に肝臓など沈黙の臓器と言われる臓器を肝不全などにしてしまった場合は自覚症状もなく、気づいたときには手遅れなどと言うことも考えられます。
出血傾向も小さな傷から出血が止まらなくなり、些細な外傷から命に危険に至る可能性も存在することを忘れてはいけません。
敗血症による全身炎症だけでなく、その裏側で進行する多臓器不全と出血傾向も見逃さないようにしましょう。

 

(Photo by: //www.photo-ac.com/main/detail/7038)

著者: ヒフミさん

本記事は、2016-08-03掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


通報する

その他に関する記事

肉に寄生する旋毛虫の感染症

人と動物が共通して感染する感染症に、旋毛虫症という食中毒があります。この旋毛虫...

子供と一緒に猫を飼いたい!メリット&デメリット!赤ちゃんと猫同居の体験談もあり

わが子がペットと楽しそうに遊んでいる姿は、とても愛くるしくほほえましい光景で...


人獣共通感染症の原因寄生虫「エキノコックス」中間宿主と終宿主について

  エキノコックスの感染は、肉食や雑食の動物の糞便に含まれた虫卵を経口摂取...

大人のヘルパンギーナ予防法とは?大人も油断は禁物です!

ヘルパンギーナは、子どもの間で高い感染力をもつ病気です。しかし、大人もヘルパン...

カラダノートひろば

その他の関連カテゴリ

ブックマークは20件まで登録可能です
トップへ戻る