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気になる病気・症状

敗血症による多機能不全の治療

 

敗血症の症状には全身性炎症だけでなく、血流障害による多臓器不全もあります。
この多臓器不全は機能不全となる臓器によって、さらに多様な症状を発症させ、重要臓器の場合は生命の危険もある合併症です。
多機能臓器と招く血流障害の治療も重要ですが、進行する多臓器不全の治療も迅速に行なう必要が出てきます。

 

■敗血症による多臓器不全


●敗血症に合併する多臓器不全


1.敗血症による血流障害


▼血栓
敗血症の原因となる細菌によっては、毒素で血管内部に血栓が大量に発生するようになり、血流を著しく障害することになる場合があります。


▼血圧低下
敗血症の影響により血管が拡張し血圧が低下すると、内臓に血液が届かなくなることも考えられます。


2.血流不足による多臓器障害


血栓や血圧低下によって、血液が届かなくなった内臓が機能障害を起こし、敗血症の多臓器不全を引き起すことになります。

●多臓器不全の治療


敗血症の治療には、合併した多臓器不全の治療も重要となります。
特に肝臓や腎臓、肺などの機能不全は命に直結する重大な障害となるのです。


1.肝不全の治療


▼血漿交換療法
肝機能が不全となれば、タンパク質合成が減少し血液凝固蛋白質が足りなくなってしまいます。そこで健常者の血液の血漿と交感することで、肝不全による症状を緩和するという治療法です。


2.腎不全の治療


▼持続的血液濾過透析
腎機能が働かなくなることで血液の濾過ができなくなり血中の尿素濃度などが危険なまでに上昇するようになってしまいます。そこで敗血症の治療に合わせて、持続的に血液を濾過する、人工透析を行なう必要があるのです。



可能ならば、深刻な多臓器不全が発症する前に、敗血症を治療することが望ましいのですが、敗血症は非常に進行速度の速い疾患であり、人俗な治療対応にも限界があります。
敗血症の治療を行ないながら、機能不全を起こした臓器を確認し、障害を起こした臓器に対して適切な治療を行なうことが必要となるのです。

 

(Photo by: //www.photo-ac.com/main/detail/7611)

著者: カラダノート編集部

本記事は、2016-08-04掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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