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敗血症による全身性炎症反応症候群の検査について

 

血液に細菌が感染する疾患は菌血症と呼ばれ、血流により細菌感染が全身に広がり炎症反応を起こす疾患のことは、全身性炎症反応症候群と呼ばれます。
この全身性炎症反応症候群の原因は、菌血症の場合やそれ以外にも考えられます。敗血症とは、菌血症から全身性炎症反応に進行した疾患のことを言います。

 

■全身性炎症反応症候群の検査


●敗血症の症状

 

▼菌血症
菌血症とは血液に細菌が侵入した状態を指す疾患名です。単純に血液に細菌が侵入しても、免疫によって全身炎症が起こらないことも考えられます。


▼全身炎症反応症候群
菌血症となり、感染した細菌が血液の流れによって全身に感染し炎症を引き起こすと、菌血症ではなく敗血症と診断されます。


全身炎症反応症候群を引き起す疾患は敗血症以外にも存在しますが、血液への細菌感染で引き起される全身炎症が敗血症と呼ばれるのです。

●全身炎症反応症候群の診断条件
以下の四つの条件の内、二つの条件が三日間該当すれば全身炎症反応症候群と診断することができます。


1.体温の変動
体温が三十八度以上の高熱か、逆に三十六度以下の低熱である状態が継続します。


2.脈拍数の増加
脈拍数が一分間に九十回以上に増加した状態であるか。


3.呼吸数の増加
一分間に行なう呼吸が二十回を超えるか。


4.白血球数
血中の白血球数が、血液1マイクロリットル中に12000以上、もしくは4000以下であるか。


上記の二つの条件を満たし、さらにその原因が血液に細菌が感染した菌血症であることによって、敗血症と診断され、抗菌薬による敗血症の治療を開始することになります。

 

(Photo by: //www.photo-ac.com/main/detail/5510)

著者: ヒフミさん

本記事は、2016-08-03掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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