カラダノートみんなの役立つ予防法や対処法
  1. カラダノートTOP >
  2. 気になる病気・症状 >
  3. 肺・気管支 >
  4. 肺胞タンパク症 >
  5. 肺胞が徐々に埋め尽くされてしまう疾患!肺胞タンパク症によって進行していく呼吸障害

気になる病気・症状

肺胞が徐々に埋め尽くされてしまう疾患!肺胞タンパク症によって進行していく呼吸障害

 

肺胞タンパク症とは、呼吸の際に酸素を取り込む肺胞が、肺サーファクタント由来の蛋白様物質に、徐々に埋め尽くされてしまう疾患です。
肺胞内部に蛋白様物質が溜まっていくほどに、肺胞が酸素を取り込めなくなり、呼吸障害は徐々に進行していきます。
さらにそれだけではなく、周囲の大気を取り込む肺胞に、液状の物質が溜まっている状況は、大気の細菌が感染しやすい易感染性をも引き起すのです。

 


●徐々に低下する呼吸機能


肺胞タンパク症の症状は、肺胞にリポ蛋白様物質が蓄積し、肺胞内部を満たすことで呼吸機能を低下させる呼吸障害です。


1.肺胞に溜まる肺サーファクタント蛋白
肺胞に溜まる貯留物質は、肺サーファクタント蛋白というものであり、この物質が貯留し満たされた肺胞は拘束性の呼吸障害を伴います。


2.肺胞内の液体貯留による感染リスク
肺胞内に溜まる貯留物質は液状であり、液体で満たされた肺胞は通常よりも細菌に感染しやすくなり、感染症を引き起しやすい状態となります。


3.感染症を合併し呼吸障害悪化
肺胞という肺の内部の器官が細菌に感染してしまえば、当然呼吸障害はさらに悪化することになるでしょう。


4.呼吸不全
肺胞タンパク症自体の呼吸障害に加えて、感染症による肺機能等へのダメージも加わることで、完全な呼吸不全となる可能性も考えられます。



肺胞タンパク症自体の呼吸障害も深刻なものですが、よほど重傷でなければ肺胞タンパク症となっている肺胞は、数ある肺の肺胞の一部分にとどまっています。それよりも深刻なのが、易感染性による肺感染症のリスク上昇です。
肺炎など肺に直接細菌が感染する疾患の危険性は、時には命に関わるでしょう。
肺胞タンパク症に感染した場合は、さらなる細菌感染症になることに注意しなければなりません。

 

(Photo by: //www.photo-ac.com/main/detail/3923)

著者: ヒフミさん

本記事は、2016-07-30掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


通報する

肺胞タンパク症に関する記事

呼吸を助ける物質、サーファクタント!でも肺胞タンパク症を引き起こすことも!?

  働き盛りの喫煙をする男性に多く見られる疾患に肺胞タンパク症という疾患があり...

発症原因によってタイプが違う!?呼吸が苦しくなる「肺胞たんぱく症」とは?

  症状として息切れや呼吸困難、疲労および倦怠感が挙げられるのが肺胞たんぱ...


3つの肺胞タンパク症…それぞれの原因とは?

  肺胞タンパク症という疾患は、そのだいたいのメカニズムは知られていますが、原...

呼吸不全や感染症になりやすくなる肺胞タンパク症!自然治癒することも?治療方法について

  肺胞タンパク症は、肺胞の機能障害による呼吸不全だけでなく、感染症になり...

カラダノートひろば

肺胞タンパク症の関連カテゴリ

肺胞タンパク症の記事ランキング

人気体験談ランキング

気になる病気・症状のひろば閲覧ランキング

ブックマークは20件まで登録可能です
トップへ戻る