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肺胞が徐々に埋め尽くされてしまう疾患!肺胞タンパク症によって進行していく呼吸障害

 

肺胞タンパク症とは、呼吸の際に酸素を取り込む肺胞が、肺サーファクタント由来の蛋白様物質に、徐々に埋め尽くされてしまう疾患です。
肺胞内部に蛋白様物質が溜まっていくほどに、肺胞が酸素を取り込めなくなり、呼吸障害は徐々に進行していきます。
さらにそれだけではなく、周囲の大気を取り込む肺胞に、液状の物質が溜まっている状況は、大気の細菌が感染しやすい易感染性をも引き起すのです。

 


●徐々に低下する呼吸機能


肺胞タンパク症の症状は、肺胞にリポ蛋白様物質が蓄積し、肺胞内部を満たすことで呼吸機能を低下させる呼吸障害です。


1.肺胞に溜まる肺サーファクタント蛋白
肺胞に溜まる貯留物質は、肺サーファクタント蛋白というものであり、この物質が貯留し満たされた肺胞は拘束性の呼吸障害を伴います。


2.肺胞内の液体貯留による感染リスク
肺胞内に溜まる貯留物質は液状であり、液体で満たされた肺胞は通常よりも細菌に感染しやすくなり、感染症を引き起しやすい状態となります。


3.感染症を合併し呼吸障害悪化
肺胞という肺の内部の器官が細菌に感染してしまえば、当然呼吸障害はさらに悪化することになるでしょう。


4.呼吸不全
肺胞タンパク症自体の呼吸障害に加えて、感染症による肺機能等へのダメージも加わることで、完全な呼吸不全となる可能性も考えられます。



肺胞タンパク症自体の呼吸障害も深刻なものですが、よほど重傷でなければ肺胞タンパク症となっている肺胞は、数ある肺の肺胞の一部分にとどまっています。それよりも深刻なのが、易感染性による肺感染症のリスク上昇です。
肺炎など肺に直接細菌が感染する疾患の危険性は、時には命に関わるでしょう。
肺胞タンパク症に感染した場合は、さらなる細菌感染症になることに注意しなければなりません。

 

(Photo by: //www.photo-ac.com/main/detail/3923)

著者: カラダノート編集部

本記事は、2016-07-30掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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