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気になる病気・症状

肺胞タンパク症によって合併しやすい感染症には主にどんなものがある?

 

肺胞タンパク症は、単に肺胞の機能障害によって呼吸不全となるだけでなく、肺胞に液体が溜まることで易感染性に陥るという特徴を持っています。この易感染性が非常に厄介であり、通常ならば感染するリスクが少ない、大気中に存在する細菌に感染し、難病を発症してしまう可能性を飛躍的に増大させてしまうのです。

この二次的な感染症を予防する為にも、肺胞タンパク症は早期に治療しなくてはなりません。

 

 

●合併しやすい感染症


1.カンジダ
人体に普通に生息するカンジダ菌が、肺胞タンパク症によって易感染性担ってしまうことで、病原菌となる日和見感染を引き起す場合があります。


2.結核菌
結核菌は空気感染する細菌で、肺胞マクロファージの細胞内に感染します。
肺胞タンパク症は、この肺胞マクロファージの成熟に障害を与えるため、結核を合併しやすくなると考えられます。


3.非結核性抗酸菌
土壌から感染する感染力の弱い病原菌です。
しかし、肺胞タンパク症によって感染しやすい状態になる事で、感染力の弱い非結核性抗酸菌にも感染しやすくなってしまいます。


4.ニューモシスチス
真菌の一種で、肺胞タンパク症の肺胞への液体貯留は、この菌に快適な環境を与えてしまいます。


5.ウィルス
風邪などの原因となるウィルスや細菌に感染しやすくなり、感染症への耐性がきわめて脆弱なる事が考えられます。



肺胞タンパク症を治療し、肺胞から液状の蛋白様物質を除去しなければ、上記の感染症の感染リスクが常に高いままとなります。
中には、単に呼吸障害を悪化させるだけでなく、結核など肺の機能自体に深刻なダメージを残してしまう危険も存在するのです。
肺胞タンパク症は治療法自体は確立されている疾患であり、何としても早期に治療するよう心掛けましょう。

 

(Photo by: //www.photo-ac.com/main/detail/5543)

著者: カラダノート編集部

本記事は、2016-07-28掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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