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米のとぎ汁のような色の液体が?!肺胞タンパク症の肺胞洗浄検査と方法について

肺胞タンパク症の診断で肺胞洗浄を行った場合、回収される回収液はまるで米のとぎ汁の様に白濁している場合があります。

 

これは、肺胞内部に溜まっていた肺サーファクタント由来の蛋白様物質が洗浄された証拠であり、この状態の回収液を確認できれば、肺胞タンパク症である何よりの証明となります。

 

だからこそ、肺胞洗浄が治療法だけでなく診断法としても活用されているのです。

  

●検査にもなる肺胞洗浄

肺胞タンパク症の確立した治療法である肺胞洗浄ですが、実はこの肺胞洗浄によって使用した洗浄水の状態によって、肺胞タンパク症を診断することも可能です。

 

●気管支肺胞洗浄

気管支鏡という細い肺のカメラを使用して、肺の一部に生理食塩水を流し込み、再び回収して液を調べる検査です。

 

肺胞タンパク症の場合は、この回収液はまるで米のとぎ汁のように白く白濁することで鑑別することができます。

 

▼局所麻酔が必要

気管支や肺は、当然ですが固形物どころか液状のものですらほとんど通ることがない場所であり、検査のために喉と気管支の一部に麻酔を施さなければ、気管支鏡も生理食塩水も流し込むことはできません。

 

検査の後、局所麻酔が完全に切れるまで、一時間ほど飲食などができなくなります。

 

単なる検査法に局所麻酔が必要というのは大げさかもしれませんが、もしも肺胞タンパク症であった場合、肺胞洗浄は同時に治療にもなるため、まさに一石二鳥なのです。

 

肺胞タンパク症が血液検査などで疑いが濃ければ、最終確認と同時に治療も行える肺胞洗浄療法を選択することは、実に合理的と言えます。

 

検査のためとはいえ、洗浄することで確実に肺胞タンパク症の症状は軽減することになるでしょう。

(Photo by://www.photo-ac.com/)

著者: カラダノート編集部

本記事は、2016-08-03掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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