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  5. 骨折などの神経の外傷によって起こる慢性痛「CRPS」って何?

気になる病気・症状

骨折などの神経の外傷によって起こる慢性痛「CRPS」って何?

 

まずはじめに、「痛み」つまり疼痛について簡単にご紹介します。疼痛とは大きく2つに分けられます。1つは急な怪我や病気などが原因となっているものの、それらの原因が無くなってしまうのと同時に短期間で痛みがなくなる「急性疼痛」。

そしてもう一つは、痛みの原因となるものを治療したのにもかかわらず、痛みが3ヶ月以上という長期間にわたって続くものが「慢性疼痛(慢性痛)」とされています。

 

その慢性痛(慢性疼痛)の中でも、特に痛みのきっかけとなった原因とは不釣り合いなほどの激痛が慢性的に続いているという場合は、CRPSが考えられます。

では、このCRPSとは一体何なのでしょうか?こちらで簡単にまとめてみました。

 

◆CRPSとは

・定義

CRPSとは、「Complex Religional Pan Syndrome」の略で、日本では複合性局所疼痛症候群という病名です。

また、CRPSはRSD(Reflex Sympathetic Dystorophy:反射性交感神経性ジストロフィー)およびカウザルギーと呼ばれていた疾患の総称でもあります。他にも肩手症候群、ズデック骨萎縮など様々な名称で呼ばれることもあります。腕や足、手、脚に症状が生じることが多い慢性的な激しい痛みです。

 

・原因

CPRSは、骨折や打撲などの手足の外傷(これ以外にも軽度なものであったとしても十分に発症する)、そして手術や脳疾患等による神経の損傷によって発症することがあります。

これらの原因とは不釣り合いな激痛を伴います。また、原因が明らかでない場合もあります。

 

・症状

主な症状としては、原因とは不釣り合いなほどに激しい灼熱痛が挙げられます。他にも

(1)原因から予想される程度を超える激痛

(2)着衣やかすかな風などの食感が痛みとして認識される(アロディニア)

(3)色の変化、光沢が現れる、乾燥またはうろこ状になるなどの皮膚の変化

(4)浮腫

(5)手や足の機能低下

と言った症状がみられることがあります。しかし、これらの症状が全て生じるというわけではありません。

 

CRPSになってしまうと、治療は困難を極めます。ですから、原因となる急性疼痛が慢性痛ひいてはCRPSに変化しないよう、初期段階からきちんとした治療を受けるようにして下さいね。

 

 

(イラスト by: [//www.irasutoya.com/2013/12/blog-post_6264.html])

著者: カラダノート編集部

本記事は、2016-08-03掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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