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妊娠・出産

羊水検査を受ける前に・・そして結果を受けてどう行動するか?

 

 

羊水検査(羊水穿刺検査)は出生前診断の確定診断法として、主に35歳以上の高齢妊婦さんや、先天異常をもつ胎児が生まれる可能性が高い妊婦さんが多く受ける検査です。

 

◆羊水検査を受けるまえに

 

羊水検査は高い判明率と非常に価値のある情報を提供してくれる一方で、母子にリスクを与えてしまうことも見逃せません。羊水検査は約0.3%の確率で流産の可能性があり、流産しなくても破水や感染、出血などを起こす可能性があります。また、羊水検査をするということは、その結果を受けて必ず何らかの行動をしなければいけないということを意味します。気軽に受ける検査ではなく、事前にカウンセリングを受けることや、結果によってどのような行動をとるか家族で事前に話し合うことが必要不可欠になります。

 

◆羊水検査でわかること

 

羊水検査によって分かることは、ダウン症候群などの染色体の数の異常と一部の構造の異常、開放性神経管奇形、そして胎児がその家系特有の遺伝性疾患を引き継いでいるかです。羊水検査を受ける場合は、次のようなケースが考えられます。

 

・先天異常がある子供を妊娠・出産した経験がある。

・代謝異常のある子供を妊娠・出産した経験がある。

・両親のどちらかが何らかの遺伝性疾患をもっている場合。

・クアトロテストや超音波検査で先天異常を持つ可能性が高いと判定された場合。

・出産時に35歳かそれ以上の高齢妊娠の場合。

 

◆羊水検査を受ける時期と結果が来るまで

 

羊水細胞を用いて行う検査は羊水染色体検査(G-band法)が一般的です。検査結果が出るまでは、およそ3週間程度かかるようです。出生前診断を目的とした羊水検査は、通常15週以降~18週までには行われます。それ以前だと流産の可能性が高まる他、羊水の量が少ないため、羊水採取が困難になるためです。また、検査結果次第では堕胎を選択する方もいるでしょうから、その場合は堕胎ができなくなる妊娠22週から判定にかかる週数を逆算して検査を行わなくてはいけません。 羊水検査を受ける時期については母子の体調や病院によって微妙な違いがあり、検査結果が出る時期も多少違いますので、検査を受ける予定の病院で確かめましょう。

 

羊水検査などの出生前診断が存在する以上、両親が自分の子どもの健康を事前に確かめたいと願うことを否定することは出来ず、 検査をするかしないかを「良い・悪い」で判断することは到底できません。大切なのは、検査を受ける前の事前の正確な情報と検査前後の心のケアやサポートの充実、そして納得が行くまで家族で話し合い、自らの意思で行動を決断することでしょう。

 

(Photo by:[//pixabay.com/ja/%E5%A6%8A%E5%A8%A0%E4%B8%AD-%E8%85%B9-%E6%AF%8D-%E3%83%9E%E3%82%BF%E3%83%8B%E3%83%86%E3%82%A3-%E5%A5%B3%E6%80%A7-%E5%AD%90-%E5%AE%B6%E6%97%8F-%E8%B5%A4%E3%81%A1%E3%82%83%E3%82%93-193850/]) 

著者: fuji-444さん

本記事は、2016-07-27掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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