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慢性痛(慢性疼痛)の治療~脊髄刺激療法の欠点はあるの?~

 

我慢の出来ないような強く激しい痛みが続く慢性痛(慢性疼痛)の治療法として、現在は脊髄刺激療法が注目されています。その脊髄刺激療法とその欠点について簡単にまとめました。

 

 

◆脊髄刺激療法とは

脊髄刺激療法とは脊髄を刺激する小さな刺激装置を体内に埋め込み、微小なパルスで脊髄を刺激することで痛みを緩和させる治療法になります。薬物療法や神経ブロックなどの通常の治療でも痛みが改善されなかったりと、効果が得られない難治例でも痛みが軽減されることが多いです。

国内で脊髄刺激療法を受けた患者数は累計約3千人にとどまっていますが、海外では町をし約2万人の人に埋め込まれているとされています。

 

 

◆脊髄刺激療法の欠点とは

脊髄刺激療法は、触るだけでも激痛に襲われるカウザルギーや、反射性交感神経性ジストロフィー(RSD)の患者さんが最も多く受けています。脊椎の術後に痛みが残ってしまうFBSSという疾患の患者さんも多く見られます。糖尿病や閉塞性動脈硬化症、バージャー病などの末梢動脈が詰まることで生じる疾患や、手足の切断後に、本来ならないはずの手足が痛む幻肢痛、帯状疱疹後神経痛などの患者さんも対象にしており、治療後には何らかの効果が得られるといいます。

 

このように、脊髄刺激療法は様々な痛みに苦しむ患者さんにとても有効的だと言えますが、欠点もあります。

 

・埋め込み手術が必要

この脊髄刺激療法では冒頭でも言いましたように、小さな装置を体内に埋め込む必要が出てくることから、治療を断念する患者さんが多いです。しかし、装置を体内に埋め込む手術それ自体は、局所麻酔で約2~3時間ほどで終わるという比較的簡単な手術です。

 

・電池交換が必要

体内に埋め込まれた刺激装置に組み込まれたバッテリーには寿命があります。平均して約10年で切れるそうです。切れたら本体ごと交換する必要がありますが、簡単な手術で30分程度だそうです。

 

・MRI検査が受けられなくなる

MRIが発する強力な磁場によって、体内に埋め込まれた機器が影響を受けます。発熱によるやけどや、機器の破損が生じる危険性がありますから、脊髄刺激療法を受けている方はMRI検査を受けることが出来ません。

 

 

このように脊髄刺激療法でも様々な欠点があります。ですから、これらと効果とを天秤にかけ、治療に踏み切るかどうかを自分で決断してください。

 

 

(イラスト by: [//www.irasutoya.com/2012/12/blog-post_5147.html])

 

著者: みの痔さん

本記事は、2016-08-01掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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