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慢性痛(慢性疼痛)におけるペイン治療 レベル3の先進的な疼痛治療法

 

こちらでは、慢性痛(慢性疼痛)が最終段階まで悪化してしまった場合の治療法についてご紹介します。

慢性痛(慢性疼痛)の治療は、各患者さんの訴える痛みのレベルや症状に応じて、ペインクリニック専門医によって施されます。

 

慢性痛(慢性疼痛)治療は、3つのレベルからなります。ですから、レベル1・レベル2・レベル3と分類し、それぞれの治療法を簡単にご紹介します。こちらでは最終段階のレベル3について記載しております。

 

 

◆レベル3の疼痛治療

・外科的手術

疾患や損傷による身体の欠損の修復や修正を行うために、手術が行われる場合があります。また、神経からの痛みの信号の伝達を遮断するための神経外科手術も行われる場合があります。これらの外科手術は非侵襲性の治療に比べるとリスクが高まります。

 

・脊髄刺激

脊髄刺激は、身体(幹部)や手足(四肢)に生じている特定の慢性神経因性疼痛を治療するために行われます。脊髄刺激には、低レベルの電気インパルスが使用されており、それによって脳から届いた痛みの信号との干渉を起こしたり阻害されます。この療法によって、患部領域の痛みの度合いが、比較的快適になります。

 

・植込み型薬剤注入ポンプ

植込み型薬剤注入ポンプ(疼痛対策ポンプ、髄腔内薬剤ポンプともいいます)は、侵害受容性疼痛やがん性疼痛などといった特定の疼痛に対しては、適切な治療法となることがあります。この手法を使用すると、経口剤や貼付剤を使用した場合と比べて、オピオイドなどの強力な痛み止めの用量がかなり抑制されますから、身体にとっては良くない副作用が生じる可能性が軽減されます。

 

・神経遮断

神経遮断は、慢性疼痛の原因となっている神経とその周囲の組織を破壊してしまうことで、脳に向かっている神経経路を永久的に遮断してしまう手術になります。その中でも、神経遮断法には、罹患領域以外にも好ましくない運動障害や知覚障害をもたらすおそれがあります。さらに、痛みが別の神経経路内に再発する可能性もありますから、神経遮断の成功が一時的なものでしかない場合があります。

 

 

このようにレベル3の疼痛治療は、どれも先進的な治療法になります。またハイリスクなものが多いので、しっかりと主治医と相談して治療に踏み切って下さい。

 

 

(イラスト by: [//www.irasutoya.com/2012/12/blog-post_5147.html])

著者: カラダノート編集部

本記事は、2016-08-03掲載時点の情報となります。
記事内容について実行の際には、ご自身の責任のもと安全性・有用性を考慮してご利用いただくようお願い致します。


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